一般社団法人ペットフード協会の2014年の推計によると、現在の日本にはペットとしての猫の数は970万頭飼育されているそうです。
中学生以下の子供の数よりもペットの数の方が多い日本。3世帯のうち1世帯が何らかのペットを飼っているそうです。
しかしどんなに可愛い猫も年を取ります。見た目では全然老化が目立たない猫ですが、人間よりも4倍のスピードで成長します。猫の寿命は15歳前後。10歳をすぎたら立派な高齢者の仲間入りです。
高齢猫がハッピーに暮らすために気をつけること。特に暑い夏は体力を消耗します。飼い主さんには特に気をつけて欲しい季節です。
今回は、特に10歳以上の高齢な猫と暮らしている場合、シニアの猫と暮らす心得についてまとめてみました。
■高齢猫とハッピーに暮らすために
高齢な猫に限りませんが、猫とハッピーに暮らすために気をつけたいことがあります。一つは
「猫が嫌がることはしない」
ということ。猫のいたずらを叱っても猫はなぜ怒られているのか理解はできません。無理に抱っこするのも猫にとっては嫌なことでしょう。飼い主目線ではなく、猫の目線で接することが大切です。
もう一つ、大事なことは高齢な猫が引き起こすであろう様々な問題に対して
「あらかじめ対策を立てておく」
こと。10歳を過ぎたら健康診断は半年に1回程度、緊急指定病院の場所や電話番号をチェックしておく、シニアの猫がかかりやすい病気を調べる、など飼い主さんがやっておくことは結構あります。
■夏は脱水に気をつけよう
夏は特に水をたっぷりと用意しておく、というのは基本中の基本ですが、案外気がつきにくいのが
「窓からの強い日差し」
です。高齢になると猫は寝て過ごすことが多くなります。猫のベッドに夏の強い日差しが長時間当たると、猫もかなり体力が消耗するはず。
飼い主さんは日差しが直接当たらない工夫をしてあげてくださいね。
■クーラーよりも自然な風
体力、免疫力も低下しがちな高齢猫の場合、クーラーの冷気は体温を冷やす原因になります。暑い時間帯はもちろん必要ですが、1日中クーラーの冷気だけではちょっと心配ですよね。
夏でも温度が下がる夜などは、窓を開けたり扇風機を使用するなど、高齢な猫の体温を冷やし過ぎないように自然な風を取り入れてあげると良いでしょう。
いかがですか。高齢な猫と暮らす方は、猫の様子をこまめにチェックしてあげましょう。猫は比較的暑さに強い動物だと言われていますが、夏の暑さはやはり高齢な体には堪えるはず。
食欲が落ちたり、水分をあまり取らない場合は要注意です。猫が食べやすい形状の猫壱のフードボウルは、高齢な猫でも食べやすい高さ付き。
猫壱のウォーターボウルは毎日の飲水量がチェックできるメモリ付きですから、高齢な猫には特にオススメです。ぜひ使ってみてくださいね。