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ペットが原因の火災は過去5年間に56件。気をつけたい猫のイタズラ



ペットが原因で火事が起こる。きっとペットと暮らした経験のない人には、



「一体どういうこと?」



と不思議に思うかもしれません。



しかし!ペット歴=年齢、のワタクシ。ペット火災、非常によく理解できます。これは犬よりも猫を飼っている人に、きっと同意してくれる人が多いはず。



2017年8月25日の朝日新聞の記事によると、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調査で、ペットや小動物(虫を含む)による火災が2012年から2016年度の5年間で56件あったことが報告されました。



(まさかの虫?と思いましたが、これはエアコン内にゴキブリが入って漏電したことが原因の火災があったから。普通にケースに入れて飼われている虫ではありませんので念のため)



今回は犬や猫のペットを飼っている人に気をつけて欲しい火災の原因と、よくやりがちな、「危険だからやめさせたい猫のイタズラ」をご紹介します。



 

■ガスコンロへのイタズラ






犬も猫も多いのがこちらのガスコンロへのイタズラ。



これは私も経験があります。ガスコンロに飛び乗ろうとして、愛猫の足がコンロのスイッチを押してしまい、まさかの「猫火事」になってしまいそうになりました。



偶然私が目の前にいたから良かったものの、これが誰もいない留守中に起こったら、と思うとゾッとします。



体は小さくても、立ち上がればコンロのスイッチに手が届いてしまう小型犬は結構います。室内で飼う犬や猫が、ガスコンロやIH調理器などのスイッチを入れてしまった火災事故、最近とみに目立っているのだとか。



ガス器具メーカーのパロマもガスコンロのスイッチを使わないときはロックするように呼びかけています。



NITEも飼い主さんが外出するときはガスの元栓を閉める、家電製品のプラグは全て抜いて置く、といった対策を呼びかけています。皆さんも気をつけてくださいね。



 

■棚に小物を置かない




猫はなぜか棚の上の小物を落とすのが好きですよね。これは友人から聞いた話ですが、愛猫が棚の上に置いておいた布製のフィギュアの人形を落とし、それがたまたま下に置いておいたストーブに落下して一瞬で燃えてしまったとか。



フィギュアの燃えカスがカーペットに落ちて、絨毯に焼け焦げができてしまったそうです。このときは本当にびっくりした、といっていました。



猫を飼っている皆さん、ストーブを使うときはくれぐれもセーフガードなどを使って周りと上部をガードしてください。



そして猫が落としそうな小さな小物は、なるべく棚の上には置かない方が安心です。





いかがですか。どこの家でもありそうなペット火災の原因と猫のイタズラ。これは飼い主さんが意識することで防ぐことができます。



猫を怒ってももちろん、無駄。対策は飼い主さんがしっかりと行ってくださいね。
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