世界から猫が消えたなら。確かに考えただけで自転車で爆走してしまいそうになりますが、猫との暮らし、やはり楽しいだけではありません。
可愛いから許す、という仏の顔を300回は超えるような愛猫のイタズラ、困った癖に悩んでいる飼い主さんはいるのでは?
今回は猫の飼い主さんのありがちな悩みと、その解決方法について調べてみました。
■猫の謎のトイレハイに困ってます
猫がトイレから出たあと突然走り出し、部屋中を猛ダッシュすることがあります。
おそらく漫画家のくるねこ大和さんが名付けたのだと思いますが、この猫の謎の行為が「トイレハイ」(別名ウンチハイ)です。
私も最初これを見たとき、思わず猫の足にウンチがついて取れなくなってパニックになったのかと思いましたが、どうやら違うとわかって一安心。
でもこのトイレハイは、オシッコのときはやらず、なぜかウンチの時だけするようです。
このトイレハイには、いろんな説があるようですが、一番多い理由が、
「猫はウンチをする時が敵に狙われやすいので身の危険を感じてテンションが上がっている」
という説です。この場合は、猫が落ち着きやすい、部屋の隅の誰も来ないような静かな場所に猫のトイレを置いてみるのも方法の1つです。
■夜中に始まる猫の運動会
子猫の時はよくやっていた深夜の猫の運動会。しかし成猫になってもこの運動会をする猫は多いようです。
もともと猫は夜行性の動物。夜に活発に行動するのは猫本来の習性とも言えます。
しかし飼い主さんが眠れないほど毎晩騒ぐとしたら、対策が必要ですよね。
猫が運動会をする前にご飯をあげて満足させたり、昼間に十分遊んであげる、それでもダメな場合は、1匹でも楽しめる猫のおもちゃを用意してあげましょう。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2は電動で動く猫じゃらし。ボタンを押すだけで4段階(初級・中級・上級・自動)の速度を選べます。愛猫の好みに合わせてボタンを押せば、1匹で夢中になって猫じゃらしを追いかけてくれます。
カバーのカシャカシャ音が気になるようなら、取り外して一番早い速度で猫を遊ばせるという方法もアリ。
猫が猫じゃらしを咥えて移動しないように、機械の底を固定してしまうと、より静かに遊んでくれます。
いかがですか。猫のトイレハイと運動会。どちらも猫の習性なので、叱っても効果はありません。飼い主さんの方で対策を立てることが大切です。
しかし習性ではなく、体の不調や病気からこのような行動をすることがあります。ちょっと様子がおかしい、と感じたら、動物病院で相談してみてくださいね。