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猫に魚、実はNG?猫に与えてはダメな魚があるって知っていますか?



猫に与えてはダメなものを知っていますか?



猫を飼っている人に聞くと、大体の人は



「ネギ!」



と言います。素晴らしいです。猫にネギ、玉ねぎは絶対にNG。長ネギ、玉ねぎ、ニラなどに含まれる成分を食べると、猫の赤血球を破壊して貧血や下痢、血尿、嘔吐、発熱などを起こします。

 





ネギ類、そしてチョコレートは猫にはダメ、というのは有名です。しかし実は猫が大好きな魚類でも危険な食べ物があります。



もしかしてあなたは知らずに与えているのでは?今回は、まさかのコレ!猫に与えてはダメな食べ物をチェックしてみましょう。



 

■猫に与えては危険な魚類とは



・魚の干物(特に青魚は危険!)


どうですか?あげたことのある人、かなりいるのではないでしょうか。しかし魚の干物は塩分が強すぎるので、猫の内臓に負担がかかります。味付けの濃い食べ物を与えすぎると、キャットフードを食べなくなってしまうこともあります。



また、サンマやサバ、アジといった干物にすると美味しい青魚類には「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。摂取しすぎてしまうと、黄色脂肪症(イエローファット)にかかるリスクもあるので、与える場合でも必ず加熱し、少量にとどめましょう。

 

・ヒラメなどの生魚 


マス、タラ、ニシン、ヒラメ、コイなどの白身系の生魚はビタミンB1を分解して猫が麻痺を起こす恐れがあります。加熱して与えましょう。

 

・イカ、カニなど


イカが大好きな我が家の愛猫。しかしイカ、カニ、エビ、タコ、貝類を生のまま与えるのは厳禁。食欲低下、嘔吐、後ろ足の麻痺、皮膚炎などが報告されています。中毒症状を引き起こし、命に関わる場合も…。加熱しないで与えるのはとても危険です。

・煮干し




煮干しは大丈夫、というのは実は間違い。塩分を多く含んでいる煮干し。週に1度など、たまにおやつで与える程度であれば問題ありませんが、毎日与えていると、ミネラル過多で尿石症の原因になると言います。

・カツオ節




猫用として売られていることも多いカツオ節。しかしマグネシウムなどの含有量は人用とほとんど変わらないとか。煮干し同様、ミネラルの過剰摂取による尿石症が心配な飼い主さんは与えない方が良いでしょう。



 

■魚以外で猫に与えてはいけない食べ物



・レバー


レバーには貧血の予防や消化促進などよい面もありますが、猫に長期間、与え過ぎるとカルシウム不足による歩行障害、ビタミンAの過剰摂取による骨の発育異常を起こします。

生で食べてしまった場合は、上記に加えて、下痢や嘔吐、食欲不振を起こすこともあります。

 

・生卵


卵が好きな猫は割と多めです。栄養価の高い卵は加熱して少し与えるのはOK。しかし、生卵のままですと、人と同様に病原菌の感染リスクも…。また、生の卵白を与えすぎると、ビタミン不足により、猫が皮膚炎、結膜炎を引き起こす恐れがあります。

 

・牛乳


猫の中で、ミルクが大好き、という子もいます。しかし猫には乳糖を分解する酵素がありません。下痢になる可能性があるので、与えない方が安心です。

どうしてもミルクを与える必要がある場合は、猫用ミルクやペット用ミルクを選ぶと良いでしょう。

 



【参考記事:大丈夫そうだけど気つけて!猫に食べさせるのは注意したい意外な食べ物





 

■一番危険なのはチョコレート?


チョコレートには、「デオブロミン」という成分が含まれています。これは、カカオの苦みの元になる成分で、カフェインとよく似ています。



デオブロミンを摂取すると、脳や呼吸が興奮状態になる、利尿作用が起こる、心臓がバクバクする人もいるようです。



これが「覚醒効果」に似ているので、コーヒーの飲み過ぎと同じと同じ状態になりやすいと言います。



しかし猫の場合は、このデオブロミンを摂取すると体内で素早く分解することができません。恐ろしいことに4時間以内に嘔吐・下痢、息切れ、筋肉の震え、脱水症状といった症状が出る場合があります。死に至ることも…。

 

家族が寝ている夜中や、留守中に誤食してしまうことがないように、保管場所には十分に気をつけましょう。





【参考記事:猫に危険な食べ物。『たまねぎ・チョコ・ユリ』致死量は?





 

■食べ物以外でも危険なものとは


猫に危険なものは食べ物以外でもあります。

それは部屋に飾る植物。お花ならユリ科の花は、葉っぱも花粉も猫にとっては危険です。少し口に含んだだけで中毒症状を起こし、死に至る可能性もあります。

紫陽花、菖蒲も避けたほうが安心です。



鉢植えなら、クリスマスに飾る「ポインセチア」「シクラメン」なども、猫と暮らしている場合は避けて欲しい植物です。

「アロエ」も猫が口にすると下痢を起こすと言われています。

人間にとってはとても役に立つアロエですが、猫の届かない場所に置いた方が安心です。

 



【参考記事:元花屋店員が教える♪猫飼いにオススメ!猫に安全な植物



 

■最後に


いかがでしたか。

猫の身体にとって、魚はあまり嬉しくない食べ物かも。

しかし全てがダメというわけではありません。これは猫が大好きだったはず、という魚でNGなものをあえて選び、まとめてみました。ここにあげたフード、「実はあげていました」という飼い主さんもたくさんいるはずです。

中でも煮干しをねだる猫はかなりいるはずです。

しかし猫の健康を考えると、週に1回程度、少量与えるほうが安心です。



カツオ節も、塩分が少なめのマグロのカツオ節ならOK、と言う人もいます。

ネギとチョコレートは猫にNGというのは定説です。中毒症状によっては、死には至らないこともありますが、ネギもチョコレートも猫にとって不要なもの。与えない、そして口にしてしまうことがないように、十分に気をつけましょう。



愛猫がNGなものは、猫の体質やアレルギー、今までの食歴にもよるかも知れません。

与えても大丈夫かどうか不安な場合は、かかりつけの動物病院の先生に相談してみるのも安心です。





2017年6月21日 公開

2020年10月1日 追記
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