世界中で一番好きな感触。それは絶対「猫の肉球」のプニプニ感。
お菓子でもおもちゃでも、猫の肉球は大人気。あの形は見ているだけでも癒されます。。。
私は毎朝愛猫を高く抱き上げて、「顔面プニプニ」をしてもらうのを日課にしています。しかし猫の機嫌が悪いとさりげなく爪を立てられることもあるので毎回ドキドキ。でもやめられません!
そんな猫の魅力がいっぱい詰まったプニプニ、じゃない肉球には可愛いだけじゃないちゃんとした働きがあります。
肉球の重要な役割とは?今回は、知ってると楽しい肉球の役割とトリビアをご紹介します。
■肉球の4つの重要な役割とは
肉球には、重要な4つの働きがあります。1つは高いところから飛び降りた時の「クッション」の役割です。肉球の柔らかさが、飛び降りた時の衝撃を吸収してくれるので、猫は足首を痛めずに済むのです。
2つ目の役割が狩りをする時の「消音」効果です。音を立てずに獲物に近づけるのは、この肉球の柔らかさのおかげです。
3つ目は縄張りを守るための「マーキング」効果。肉球には「アポクリン腺」と言う臭腺があり、ここから出るフェロモンを自分の縄張りの要所要所になすりつけることで自分の縄張りを主張できるのです。
4つ目は「発汗」作用です。実は猫は肉球からしか汗をかかない動物です。肉球に汗をかくことで「滑り止め」にもなります。暑い時だけでなく、猫も緊張すると「冷や汗」をかきます。
■猫の鼻と肉球の不思議な関係
猫の肉球の形状は実は猫によって違います。肉球の形は大きく分けて、縦に細長い「米粒型」と丸みがあって馴染みの形をした「プックリ型」があります。(他にもロケット型や富士山型なども)
また、猫の肉球の色はその猫が持っている「メラニン色素」の量で決まります。白猫や毛色が薄い猫の肉球はピンクの肉球が多いはず。
猫の肉球の色や形は基本的に遺伝で決まります。一般的ですが、肉球と鼻の色は同系色になることが多いといいます。鼻がピンクの猫は肉球もピンク。全身真っ黒な黒猫は肉球も黒となるそうです。
■肉球と猫の性格は関連性がある?
先日「ねこの肉球うらない」と言う本を読んだワタクシ。肉球の形や色によってねこの性格には特徴があるのだそうです。
この本の著者、宮岸洋明さんによると黒い肉球の猫はフレンドリーなど、猫の肉球の形や色によってねこの性格がかなり判断できるとか。他にも「肉球うらない」と言う本が何冊か出ているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
いかがですか。可愛いだけじゃない肉球の役割。でもあのプニプニの感触は、わずか1ミリ程度の厚みしかないそうです。肉球を怪我したら大変なことに。室内は常に整理整頓を心がけてくださいね。