ある雑誌の読者アンケートで「猫の嫌いな物」を調査したところ、動物病院やキャリーケースを嫌う猫は26%という結果が出たそうです。
動物病院はほぼ全ての猫が嫌いだと思っていましたが、3匹に1匹は嫌いだというのがキャリーケース。
「通院時に使っている折りたたみ式のキャリーバッグを出しているのを見ただけで逃げてしまいます。」
という意見もありました。これは結構みなさんも経験があるのではないでしょうか。
■なぜキャリーバッグが嫌いなのか?
これは答えは2つ
①キャリーバッグに慣れていないから
②キャリーケースと動物病院(痛いことをする場所)をセットで覚えているから
ではないでしょうか。対策として、まずは普段からキャリーケースに慣れさせておくと良いでしょう。
私は愛猫がどうしてもキャリーを嫌うので、病院へ連れて行くときは猫壱の「落ち着くネット」に入れてバスタオルに包んで連れて行きます。
落ち着くネットは普段から時々中におやつを入れて食べさせたりしているので、結構嫌がらずに入ってくれます。もちろんそのまま外に連れ出すとアリエナイ声で鳴くので毎回切なくなりますが。
■猫の動物病院嫌いを治すには
全ての猫にとって、動物病院は「痛いことをするところ」「知らない匂いがするところ」「他の動物が一緒の部屋にいるところ」
というとっても怖い場所です。なかなか動物病院を好きにさせることは難しいでしょう。飼い主さんにできることは、
「動物病院でスペシャルなおやつをあげる」
ということはどうでしょうか。獣医の先生に頼んで、「先生からあげてもらう」のも方法の1つです。動物病院へ行くときに猫が普段使っているフードボウルやウォーターボウルを持って行って診察中見える場所に置いておく、というのもアリかも知れません。
■動物病院とキャリーケース嫌いを治すには
キャリーケース=動物病院というイメージを断ち切るために、キャリケースに猫を入れて短時間のお散歩に行き、帰ったらすぐにキャリーケースから出して美味しいおやつをあげる、ということを習慣にしても良いかもしれません。
私の友人はキャリーケースを出しっぱなしにして、中にフードボウルやウォーターボウルを置いてご飯をあげている人もいます。これも良いアイディアですよね。
あとは月に1度くらい、キャリーケースの中にマタタビを置いて猫にキャリーケースを「ご褒美部屋」として認識させようとしている知人もいます。
いかがですか。猫の苦手を克服する方法。我が家の愛犬ぽんずは「ハウス!」というとキャリーケースに入ってくれますが、愛猫カイトはどうやっても訓練がうまく行きません。何か良いアイディアをお持ちでしたら、ぜひ教えてくださいね。