愛猫との快適な暮らし。それは猫に頼んでも解決しません。お猫様のために、飼い主さんが気を配ってあげる必要があります。
愛猫が安全に過ごせる毎日のちょっとした工夫。今回は猫暮らし歴が3年以上のベテランの飼い主さんから聞いた方法をご紹介します。
■我が家には観葉植物はありません
玄関によく飾っていたカサブランカ。自分の無知が恐ろしいです。実は猫は植物との相性がとても難しい動物です。比較的ポピュラーな百合の花やポインセチアなども猫にとっては害のある植物だと言われています。
猫にとって大丈夫だと言える植物は猫草とマタタビ、キウイなど。そのほかさまざまな植物と猫との相性は未だ検証がされていないものが多いため、安易に観葉植物を家の中に飾るのはお勧めできません。
■スーパーの袋や紙袋など、家にある袋は取ってをハサミでカットします
猫が大好きな段ボールやスーパーのレジ袋。段ボールはともかくレジ袋や紙袋に猫が遊びで入って取っての紐が体に絡まり、興奮して袋をつけたまま部屋中を駆け回ってしまった。こんな経験はありませんか?
駆け回るだけならまだしも、袋の取っ手が首に引っかかって窒息したり、紐を噛んで誤食する危険もあります。
どうしても使う袋は猫が開けられない引き出しにしまっておきましょう。日常部屋におくスーパーの袋や紙袋などの取っては、ハサミでカットしておくほうが安心です。
■整理整頓や掃除が習慣になりました
ペットボトルのフタ、出しっ放しの輪ゴム、そしてやりがちなのが猫のおもちゃを出しっぱなしにすることです。
飼い主さんが留守にするときは、猫が誤飲、誤食しないように部屋はいつも整理整頓や掃除しておくと良いでしょう。
整理整頓や掃除が習慣になると、猫も安心ですが、自分も暮らしていて気持ちが良いはずです。机の上には何も置かない、床に物を出しっぱなしにしない習慣をつけておくと、自然に整理整頓や掃除が苦にならなくなります。
■ゆっくりと行動するようになった
猫が大好き!だと思う人の特徴、それは
・高めの声でゆっくりと喋る人
・大げさな身振り手振りをしない人
・大きな声を突然出さない人
ではないでしょうか。突然立ち上がったり、大声をあげて猫を驚かした経験はありませんか?あまり頻繁にやると猫があなたを敬遠してしまうかも。できるだけ家の中ではゆっくりと行動するように心がけると猫も安心するようです。
いかがですか。猫と暮らして自分の生活が変わったこと。私がリサーチした中で他にもよく聞いたのは
「猫のために禁煙した」
という意見。これはとても素晴らしい行動だと思います。ずっと室内で暮らす猫。自分の体を舐めて綺麗にする猫にとって、飼い主さんのタバコの煙はまさに百害あって1利なしです。
自分と猫の健康のためにも、喫煙する習慣はちょっと見直した方が良いかも知れませんね。