1日に16時間は寝ていると言われる猫。そんなに寝てるなら、留守番させても大丈夫だよね…。あなたは案外気軽に考えていませんか?
ゴールデンウィークなどの大型連休は、どうしても長時間愛猫を留守番させることもあるはず。飼い主さんも良い天気に誘われてついつい気分がゆるみがち。愛猫が思わぬイタズラをしてしまうかも知れません。
アメリカのネスレ社の調査によると、なんと留守番中の猫で寝て過ごしている猫はたったの6.1%。94%の猫が起きて行動していることがわかりました。猫は意外と活動的なようですね。
今回は猫飼いさんが実際に経験した、まさかの『我が家の愛猫びっくり事件簿♪』を紹介します。
■まさか!猫が〇〇の水を飲んでいるとは
我が家の愛猫、ゴロくんは大人しくて留守番させてもいたずらなどしない良い子です。念のため留守中はリビング以外の部屋のドアを閉めて出かけるようにしていますが、ある日帰宅したらゴロくんが仏壇に供えていたコップの水をゴクゴク飲んでいるところを発見。
仏壇が置いてある部屋は和室だったので、ふすまを自分で開けていた模様。
どうりで水の減りが早いと思いました。でも時々お花をお供えしている花瓶の水も飲もうとしていたことがわかったので、猫が中毒になる百合の花などを飾らないように気をつけようと思います。
■こんなところで寝ているなんて!
ある夏の日、愛猫のトムの姿が見えず、まさか脱走した?と慌てました。家中を探してもいないので、名前を呼びながら近所周辺を一周。それでも姿が見つかりません。
家に帰って保健所や警察に電話しないと、と思いつつ、洗濯物を入れようと洗濯機を覗いてびっくり。
洗濯機の蓋を開けっぱなしにしていたため、その中でトムが熟睡していたのです。洗濯機の中はステンレス製でひんやりしていたため、トムは心地よいベッドを見つけて熟睡していたようでした。
中を見ないでスイッチを入れていたらと思うとゾッとしました!
■帰宅したらまさかのご飯ができていた!
仕事が何時に終わるかわからない日は、ご飯の支度が面倒。ある日ヘトヘトになって帰宅すると、なんと炊飯器のスイッチが入っていて保温状態だったご飯が2重に炊けていてびっくりしました。
炊飯のスイッチを、猫が飛び乗った瞬間にどうやら足で押してしまった模様。以前同様のことを電話機でやられて思わぬ長電話をされたことがあるので、それからはリモコンや電化製品のボタンにはお惣菜などの透明なプラスチックのパックを取り付けて、猫が簡単に押せないようにしています。
いかがですか。実際に起きた猫のびっくり事件簿。留守番中の猫の45%は窓から外を眺めて過ごしているそう。猫はもともとハンター気質。留守番中は猫の「獲物」になりそうなものは片付けて置いた方が安心です。