「うちの猫は世界一可愛い」
そう思っている飼い主さんはおそらく世界中に100万人くらいはいそうな気がします。(私ももちろんその一人)
しかし、
「うちの猫は世界一賢い」
と思っている飼い主さんは果たしてどれくらいいるのでしょうか?
猫の知能は人間なら2~3歳児程度あるとの報告もあります。脳の重さを表す「脳化指数」は(数値が高ければ高いほど賢いと言われています。)つまり知能の良さを表わす数値の目安になっていますが、猫の場合、馬よりも賢く犬よりもやや劣るレベル。
決して能力が低いとは言えません。むしろ馬よりも賢いなんて、結構レベルは高いのでは?
今回は、猫の賢さを調べるチェックテストを用意してみました。
■トイレをいつもと違う場所に置いたら、猫はどうする?
これは猫の記憶力を確かめるテストです。トイレをいつもと違う場所に移動して、猫をそこに連れて行って教えます。その後猫がトイレを使おうとするときの行動は?
A:迷わずトイレに直行する
B:いつもの場所に行ってから思い出して新しい場所に向かう
C:トイレの場所がわからず困っている
この結果、Aだった猫は驚異的な記憶力の持ち主。記憶力が抜群です。しかし忘れて欲しいことまで記憶している可能性が。おやつを隠している場所などはこまめに変えた方がいいかも。
BやCの猫は平均的な猫レベル。どうでも良いことはすぐに忘れるお気楽な性格なのかも知れません。

■いつもの猫の定位置に障害物を置いたとき、猫はどうする?
これは猫の知的好奇心を試すテストです。
A:耳を伏せて警戒する。バシバシたたくなど慎重に探索する
B:近寄って匂いを嗅いだりするが、そのうち飽きて何処かへ行く
C:全く無視
Aのタイプの猫は、最初警戒するものの、それを好奇心に置き換えられる賢い猫です。Bのタイプは好奇心はありますが、警戒心はない猫かも。Cのタイプは「いつもと同じ」が安心できる好奇心は薄い猫かも知れません。
■猫にボールやおもちゃを投げて遊びに誘ったら猫はどうする?
これは猫の考察力を試すテストです。
A:ボールを追いかけて咥えて飼い主の前に置く。(また遊んで欲しそうにしている)
B:ボールを追いかけて口にくわえたら、すぐ何処かへ行ってしまう。
C:目で追うだけで無視。相手にしてくれない。
この場合、Aの対応をとった猫はかなり現状を正しく把握できる優秀な猫です。Bの場合は飼い主と一緒に遊ばないところが「猫らしい猫」と言えそうです。Cのタイプの猫はまさにツンデレの猫。もしかしたら気が向けばボールを取りに行ってくれるかも。
いかがですか。ちょっとした遊びから猫の賢さを調べてみました。しかし猫は能力を隠す動物です。このテストは別の時間にまたやれば全く違う結果になるかも知れませんよ♪