今まで一緒に暮らした猫の数。子供の時に実家にいたのは猫3匹。大人になってからも拾った猫3匹と保護猫預かりをしていた猫が4匹いました。
今思うと、猫の性格は本当にそれぞれ違うなあと実感します。昔は猫は基本自由に家の外にも出歩いていたので、猫はどこか
「俺はお前に飼われているんじゃないぜ。たまたまここで休んでいるだけ。」
と言うどことなく寅さんのようなオーラがありましたが、最近の完全室内猫はみんな人間の子供のようにべったりの甘えん坊。やはり環境は「猫格」に影響するのですね~。
そんなタイプの違う猫は、ストレスの感じ方にも違いがあるはず。今回は、猫の性格によって異なるストレスサイン!あなたの愛猫はどんな時に「ストレス」を感じるのか、猫の性格ごとに調べてみました。
■飼い主にべったりの甘えん坊タイプ
いついかなる時も飼い主の後をついて離れない甘えん坊タイプ。外出の支度を邪魔されることも多いこの「飼い主にべったりの甘えん坊タイプ」の場合、ストレスを感じるのはズバリ「留守番」をする時でしょう。
このタイプは飼い主と長く離れていると不安やストレスを感じるはずです。なるべく規則正しい生活を心がけ、同じ時刻に帰ってあげるようにすると、安心してストレスが軽減するかもしれません。
■何にでも興味を持つ好奇心旺盛なタイプ
お客さんが来ても物怖じしない、むしろ自分から接近していくような好奇心が旺盛なタイプの猫は、警戒心も低めです。
このタイプは遊ぶのも大好き、行動的な猫が多いので「退屈」するのが苦手です。自分の欲求が満たされなかったり、遊ぶおもちゃがなくて退屈するとストレスを感じるでしょう。
おやつなど、くれるまでしつこくアピールするのもこのタイプの猫の特徴です。
■警戒心バリバリ!臆病で神経質なタイプ
飼い主に慣れるのに1年以上かかる、小さな物音にも反応する、そういった猫の場合は「環境の変化」に強いストレスを感じるでしょう。
生活音、同居する猫との相性、引越しなど、日常生活のあらゆるシーンで警戒心をむき出しにする猫の場合、あまり部屋の模様替えや飼い主の不規則な生活などはNG行為。できる範囲で猫の環境を変えないような工夫が必要です。
いかがですか。猫の性格別のストレスチェック。「ウロウロと落ち着きがない」「普段よりも良く鳴く」「体をグルーミングしすぎて脱毛」などは病院へ連れていった方が良いでしょう。
また、「ストレスサイン」は他の症状でわかる場合もあります。例えば猫はストレスを感じた時に「あくび」をしたりします。
猫が頻繁に「あくび」をしていたら、それは何らかの「ストレスサイン」だと考えて良いかもしれません。