基本的に在宅で仕事をしているワタクシ。子供達は手のかからない中高生。家には犬と猫がいますが、平日は母も家事を手伝いに来てくれているので、
「外に(もっと)働きに出てくれてもゼンゼン構わないのよ」
という家庭環境。親を鬱陶しがる子供から見ると、むしろもっと家を留守にすることを奨励されている感じがします。
しかし!ニンゲンの子供はともかく、四つ足の可愛い家族達は私が留守にすると寂しがるはず。玄関を開けると走ってくる、というラブラブな時代は終わりましたが、それでも愛猫のカイトは私が帰宅すると階段の上から
「家政婦は見た!」
のスタイルで私を迎えてくれますし、保護犬のぽんちゃんはおそらく
「お帰りなさい!」
ではなく、
「早く散歩!散歩に行こうよ!」
という目的で千切れんばかりに尻尾を振って迎えてくれます。
こんな可愛い家族を残して家を留守になんてできない、と私がつぶやいていると、母がざっくり、
「犬を連れて仕事に行ったら?」
と笑顔でコメント。確かにそれはいいかも。しかし猫は留守番をさせても寂しくはないのでしょうか?むしろ留守番が好きなのかも?
それは猫の性格や生活環境によって変わるとは思いますが、今回は私が聞いた、猫を留守番させた時に起こったトラブルと怖~い話をご紹介します。
■猫を留守番させた時に起こったトラブル
これは実際にあった猫を留守番させた時に起こった「猫あるある」です。かなり似たような話を聞きますから、注意してください。
「自宅に戻ったら暗がりの中でテレビがついていた」
「私の留守中に猫がワンタッチダイヤルで九州の実家に電話をかけていた。しかも何度も…。」
「家に帰ったら部屋中がひんやり。まだ寒い3月なのに冷房のエアコンのスイッチが入っていた」
「台所の水が出しっぱなし。シンクの中のお皿に水が当たって跳ね返り、台所の床まで水浸しになっていた。」
「タンスの引き出しを開けておしっこテロ!」
■猫を留守番させた時に起こった怖~い話
これは本当に危険!この話を聞くと、留守中は猫をケージに入れておくべきか悩んでしまったという友人の実話です。
「夏の暑い時期に網戸を目張りして、開かないように業者さんに固定してもらった上で外出し、猫2匹を留守番させたところ、帰宅したところ網戸が見事に外れてベランダに。網戸のフレームは猫がかなり強く体当たりしたらしく、曲がってしまっていました。
1匹の猫はベランダに出ていたところを捕まえましたが、もう1匹は外に逃亡。マンションの3階ですが、落下することなく外に逃げたようです。警察や保健所にも行きましたが、未だに帰って来ません。」
「猫が留守中に台所にストックしているスーパーの袋を出して遊んでいたらしく、帰宅したらスーパーの袋が猫の首輪に引っかかって、頭から袋をかぶった猫が狂ったように部屋を走り回っていました。本当に寿命が縮まりました。」
いかがですか。これは案外やりがちかもしれません。私の家も網戸は全てペット対策用の強度の強い網戸にしていますが、猫が体当たりして外れることまで想定していませんでした。おそらく飛んで来た虫か何かに反応したのでしょう。
スーパーの袋は本当に危険。猫はこの袋に入るのが大好きなので、留守中は絶対に猫が遊ばないように隠しておく必要があります。
皆さんもどうぞ気をつけてくださいね。