「猫には嫌なところがまったくない」というタイトルのエッセイを上梓した山田かおりさん。最近私が読んだ本の中でベストランキングに輝く面白さでした。
彼女のこの本のタイトル名、「猫には嫌なところがまったくない」には私も激しく同意。しかし、しかし1つだけ困ることがあるとすれば、それは猫の「フード」に関する悩みです。
我が家の愛猫カイトは本当に好き嫌いが激しく、あまり食欲も旺盛ではありません。体質なのかも知れませんが、フードを食べるときは、少しずつ、本当はあまり食べたくないんだけど…。と食べ散らかす感じで食べるのです。
猫の早食いや食べ散らかし…。猫のフードに関する悩みを解決する方法を調べてみました。
■フードの食べ散らかし解決策とは
猫はもともと優秀なハンター。捕獲した獲物(フード)は横取りされないように安心できる場所を選んで(移動して)食べる習性が残っています。
ウェットフードの塊などをゴロンとあげると、そのまま口でくわえて狭くて落ち着く場所に移動して食べようとしたりしますよね。
飼い主が食べて欲しい場所でフードを食べずに、部屋の隅などで食べ散らかすことを防ぐ方法とすれば、
・フードあげる場所を部屋の隅など、猫が落ち着ける場所に変える
・フードのお皿を、猫が食べこぼさない形状のものに変える
・たべこぼしても掃除が楽にできるように大きめのマットの上でフードをあげる
の3つが考えられます。猫壱のフードボウルは猫が食べやすい高さ付き、そしてフードボウルの内側に、猫の食べこぼしを防ぐ「返し」が付いています。
■猫の早食いをやめさせるには
私は時々知り合いの猫カフェでボランティアをしているのですが、そこのお店の猫の1匹がとても早食いです。
お皿に盛ったフードはほぼ10~15口ぐらいで完食。しかし早食いしすぎて食べてすぐに嘔吐してしまうことが度々あるのです。
猫の早食い。気持ちはわかりますが、猫の健康を考えるとちょっと心配。やめさせる方法はあるのでしょうか。
猫の早食いの対策としては、一番簡単なのは一気に食べて吐いてしまう猫の場合は「フードを1口ずつ小分けにしてあげる」のが一番効果的でしょう。
多頭飼いで、他の猫に食べられないように早食いしがちになる猫の場合は、1匹ずつ横取りされる心配がない場所(ケージの中、部屋の隅、あげる場所を複数箇所に設けるなど)を設けると良いでしょう。
いかがですか。猫の早食いや食べ散らかし。部屋を汚されたくない、猫の健康が心配という場合は今回ご紹介した方法をぜひ試してみて下さいね。