「あなたは愛猫がストレスを感じていると思いますか?」
ある猫の雑誌の質問に対して、YESと答えた飼い主は83.3%だったそうです。どんな時にそう感じるのか、と聞いてみたところ、
「外に出たそうにじっと窓から外を眺めている時」
「何もしていないのに、突然噛み付いてくる時」
「お客さんが来て、しばらくベッドの下から出てこなかった時」
などの回答が。猫も人間同様、ストレスを感じると考える飼い主さんは多いようですね。
確かに猫は神経質。特にアリの歩く音すら聞こえるというハイスペックな聴力を持ち、動体視力に優れた猫にとって、光と音に溢れる人間との暮らしは結構しんどいこともあるのかも。。。
今回は、少しでも猫のストレスを減らしたい!猫が感じる日常生活のストレス度チェックをしてみました。
■猫が感じるストレスチェック:弱レベル
猫が日常生活でストレスだと感じるものは色々あると思います。まずは弱レベルから紹介します。
ストレス度が比較的低いと思われるのは「留守番」「掃除機の音」「カメラ」でしょう。どれも飼い主が無意識にやっている行為ですよね。
そしてもう一つ「構い過ぎ/構わない」ことも猫にとってストレスに感じるそうですよ。
■猫が感じるストレスチェック:中レベル
中レベルというのは、おそらくどんな猫でも苦手に感じる要因です。まず1番に考えられるのは「病院へ行くこと」これを喜ぶ猫はまずいないでしょう。
次に考えられるのは「引っ越し」「改装工事の音」など。自宅の改装でなくても、近所で行われていて音が聞こえてくるだけでストレスに感じる猫もいます。
あとは「来客」。これはむしろお客様が大好きというフレンドリーな猫もいますから、ケースバイケースですね。
■この2つがマスト!猫が感じるストレスチェック:高レベル
慢性的、長期的に関わる出来事で、もし猫が苦手だと感じていたら…。これはかなり高いレベルのストレスになるはず。
飼い主はぜひ覚えておくと良いでしょう。猫がストレスを感じるマストな原因。それは「小さい子供」と「同居する猫」だといわれています。
引っ越しや留守番といった1日の中で終わりがあるものに比べ、この2つは24時間365日猫の生活を脅かします。
逆に子供が好きで、仲間の猫と遊ぶのが大好きな猫の場合は天国ですが、そうでない猫の方が多いそうです。
もともと孤立して生活していた猫。平和主義ですから、相手と揉め事を起こすよりは離れて近寄らないで過ごす方を好みます。
予測不能な行動をし、大きな声をあげて自分を追いかけてくる小さな子供は恐怖そのもの。相性が合わない猫との同居生活はとても辛いはず。
猫にとってこの2つが苦手な場合はストレスから病気になることもあるでしょう。猫の様子がおかしい、と思ったら、まずは日常生活を見直してみると良いかも知れませんね。