「猫の愛よりも偉大なギフトがあろうか。」
と猫を絶賛したのはイギリスの文豪ディケンズ。猫との幸福な暮らしは人生の喜びですよね。
そんなお猫様との暮らし。何よりも大切なのは、猫にストレスのない生活環境とも言えます。
2月、3月は引っ越しのシーズン。もし猫と一緒に引っ越しをする場合、マンションに引っ越すとしたら、どんな点に注意したら良いのでしょうか?
最近少しずつ増えている「ペット可」物件。しかしペットがOKということは、猫ではなく、犬やうさぎ、鳥など様々なペットを飼う人がいるはずです。
「犬は大好きだけど、猫は苦手」
という人も少なからずいるはず。入居してすぐにトラブルに巻き込まれないように、物件選びは慎重に行いましょう。
今回は、愛猫と引っ越すときのマンション選びのコツについて調べてみました。
■ペットに関する管理規約をチェックしよう
愛猫と引っ越す場合、「ペット可」という物件に引っ越すのは当然ですが、念のため入居する前に「ペットに関する管理規約」を見せてもらいましょう。
「ペットOKの物件です。」
と不動産屋さんに説明されると、それだけで選んでしまいそうになりますが、マンションによっては
「ペットは犬のみ。猫は不可。」
という物件や、
「小型犬、または猫に限り1匹まで」
といった細かい規定がある物件もあります。
「ペットの飼育しても良い種類」「飼育して良い頭数」「共有部分でのルール」
などが決まっているところは案外多いかも。猫を多頭飼いされている方や、犬と猫両方飼われている方は、必ず事前に目を通しておいた方が安心です。
■トラブル対応がきちんと明記されているか確認しよう
ペット可の物件といえども、
「自分の猫や犬は愛しているが、他人が飼っている犬や猫には興味がない(むしろ嫌い)」
という「自分の子(ペット)だけが大好き」)という飼い主は案外います。ペット可の物件は嬉しい反面トラブルも結構あるはず。
親切な物件の場合、過去のトラブルの事例と対処した方法を入居前に教えてくれたり、トラブルがあったときの対応策のようなマニュアルも作っているかも知れません。
また、マンションによっては「猫部・犬部」のように入居者同士が円満なコミュニティーが測れるようにサークルのような集いを開いているところもあるでしょう。
「隣の人が飼っているペットは犬ですか?猫ですか?」
と、マンションに住んでいる人達のペット事情なども事前に教えてもらうと良いかも知れません。
猫は嗅覚、聴覚が優れた動物です。隣のペット事情はおそらく飼い主よりも猫の方が情報をキャッチしているはず。
「できれば隣の人は犬ではなく、猫を飼っている人がいいです。」
と要望を出してみるのも方法の1つですよね。
愛猫との快適な暮らしのためには、事前準備は抜かりなくやっておきましょう。猫が新しい環境に少しでも早く馴染めるように、飼い主さんは頑張って下さいね。