毎日一緒に暮らしている愛猫。甘えてくる姿や、無防備な寝姿を見ているだけで癒される最高の相棒ですが、もしできるなら、猫と話をしてみたい、と思ったことはありませんか?
我が家の愛猫は生後間もなく捨てられていたのを拾ったので、多分恐らくですが、かなり人間の言葉を理解しているような気がします。
同じ猫同士よりも、我が家の息子や娘と遊んで大きくなったせいか、やることもいちいち人間みたい。
食事の時は同じテーブルを囲んで座りますし、お風呂も毎回湯船には浸かりませんが、浴槽のふちでじっと目をつぶってじんわり暖かさを楽しんでいるよう。まさに人間同様です。
これならもしかして「会話」もできるんじゃないの?
そんな「飼い主の夢」を叶えてくれるのが、「アニマルコミュニケーター」と呼ばれる人たち。
毎日猫の本に目を通しているワタクシ、最近このアニマルコミュニケーターさんが書いた本をよく見かけます。
動物、そして中には植物とも話ができるというアニマルコミュニケーター。一体どうしたら動物と会話ができるのでしょうか?
■アニマルコミュニケーターが実践!猫と話す方法
「アニマルコミュニケーションは、純粋な心を持つ人や、特別な人に備わる能力ではありません。恐れや偏見、固定概念のない人がすんなり話ができることが多いのは事実ですが、その能力は誰にでもあるものなのです。」
これは長年アニマルコミュニケーターとスピリチュアルカウンセラーとして活躍しているある方のコメントです。
彼女が実践している方法をご紹介しましょう。
①猫が落ち着いている時に話しかける
②猫とできるだけ同じ目線の高さに合わせる。(この場合、じっと猫の目を見つめると緊張されてしまうので、自然に目線を外すなど、リラックスした状態を心がけて下さい。)
くつろいでいるのを抱き上げたり、自分の方に無理やり顔を向けさせるのはNG。少し離れた場所でリラックスしている状態、お互いにあまり密に距離を狭めない方が上手くいくようです。
③猫にして欲しくないことなど、どうしても聞いて欲しい内容を話しかけます。例えば台所の上に乗って欲しくないなら、火を使って火傷したらこまるから、など猫にもわかるように具体的な事例をできるだけ短いコメントで伝えましょう。長く話しかけると猫も集中力が続かないそうです。
④短く伝えたら、猫の様子を観察します。心の中に猫のメッセージが伝わってきたら成功。できれば、
「もしわかったらサインをくれない?」と伝えましょう。
猫が瞼を閉じたり、尻尾を動かしてあなたをじっと見つめるなどのサインを猫にお願いしてみて下さい。もし猫がそのサインを返してくれたら、それは「わかったニャ」のサインです。
いかがですか。これを繰り返しているとだんだん猫のメッセージが言葉として心に浮かんでくるようです。
ポイントは猫に心の底から伝えたい、という強い思いを込めて話しかけること。これは言葉にしても、心の中で強く念じて猫に伝えても良いそうです。
飼い主が本当に猫のことを心配している事柄なら、猫にも伝わるといいます。よかったら試してみて下さいね。
*参考文献:「猫があなたに伝えたいこと」 イースト・プレス出版 岩津麻佳著