猫を飼っていれば絶対ひとつは持っている『爪とぎ』。
あなたはどんな基準で選んでいますか。
材質や見た目、使い心地やお値段など選ぶ基準は様々でしょうが、猫のつめとぎにはどんなタイプがあり、どうやって選べば『欲しかった爪とぎ』が見つかるのでしょうか?
理想にぴったりのつめとぎを選ぶにはまずは爪とぎの材質の特徴を知ること、自分が何を求めているのかを知ることが大切です♪
爪とぎの材質のタイプや特徴をご紹介します!
◆紙製
一番種類も豊富で安価なのが紙製の爪とぎです♪
見た目にこだわらなければ100均でも手にいれることができ、買いやすさNo.1の爪とぎといえるのではないでしょうか。
形や見た目も様々あるのが紙製の良いところです。
スタンダードな細長いタイプのものから、
ベッドにもなるようなもの
円形のもの
などもあれば、ネズミの形やソファの形をしたものなど、少し面白い形をしたものもたくさんあります。
選ぶことのできる幅がかなり広いため、飼い主さんが気に入るものが見つかりやすいはず。
また、だいたいの猫が紙製の爪とぎが大好きです!
紙製の爪とぎで爪をとがない猫の方が少数派だと感じるほど、どんな猫でも自然に爪を研いでくれるので紙製の爪とぎを選べば、猫に爪とぎを使ってもらえない…何てことにはならないでしょう。
しかし、メリットがたくさんある反面デメリットも…。
それは強度が弱いこと。
安価なものになればなるほど爪とぎの強度は低いように感じます。強度が低く、壊れやすく、消耗も早いため他の材質のつめとぎに比べると頻繁に買い換えが必要です。
また、猫が爪を研ぐと紙ごみが大量に出るため、お掃除が少し面倒かもしれません。
円形の爪とぎは、普通のストレートの爪とぎに比べると少し強度は高い用に感じますが、紙製の爪とぎにしては少しコスパが高め。
猫壱のバリバリボウルのように爪とぎ部分だけを交換できれば、ちょっとリーズナブルかもしれませんね。
お手軽に爪とぎを使いたい人、見た目にこだわりたい人には紙製の爪とぎがぴったりなはずです♪
◆布製
布製は紙製に比べ強度もあり、ごみも少ないことが特徴です♪
爪への引っ掛かりも紙製よりも強いため、ハードな爪とぎをしたい猫にはぴったりと言えます。
普段からソファやカーペットで爪とぎをする猫には似たようなとぎ心地を味わえる布製の爪とぎはいいかもしれませんね。
しっした平らな台座にカーペットのような布が張られている物が多いため壁に立て掛けたり吊るしたりもできるため、壁をひっかきたがる猫の予防としても使うことができます。
しかし、布製の爪とぎは種類が少ないのが難点。
可愛い見た目のものやインテリアに合う爪とぎを選ぶのは少し難しいでしょう。
また洗濯することが出来ないものが多いため、汚れてしまうと捨てなくてはいけなくなってしまいます。
また、猫の『好み』も別れてしまう爪とぎなので、カーペットで爪をとがない猫は布製の爪とぎに興味を示さない可能性も…。
布製品で爪をとぐことが大好きな猫がいて、爪とぎの見た目にこだわりがない飼い主さんにはオススメの爪とぎかもしれませんね。
◆縄製
3つのタイプのなかでは一番頑丈で、一番長持ちするのが縄製の爪とぎです。
ほとんどの商品が台座や板に縄が巻いてあるもので、造りはかなりしっかりとしたものが多いでしょう。
研いだあとにごみなどが出ることはほどんどなく、力強く研いでも縄なので簡単にダメになることはありません。
大型猫やまだ体力の有り余っている若い猫には頑丈で壊れにくく、とぎごたえもある縄製の爪とぎがぴったりかもしれませんね。
しかし、ポール型のものも数多くあり、キャットタワーなどについていることもあるため、他の爪とぎに比べると置くスペースを考えなければいけない爪とぎです。
また、しっかりとした台座や土台に縄を巻いているため少し重たいところが欠点ではあります。
処分する際も普通ごみに『ぽい』っと捨てることができない爪とぎもあるため、簡単・手軽につかうことはできないため、爪とぎを『消耗品』と捉え、手軽につかいたい飼い主さんには少し向かないかもしれませんね。
いかがでしたか?
爪とぎは材質によって特徴がかなり違うようです。
どんな爪とぎが猫にも、飼い主さんにも『ぴったり』なのか、材質の特徴を考えながら画らべば理想の爪とぎを見つけることができるのではないでしょうか♪