猫ブームと言われている昨今。
今までは猫よりも犬の方が人気だと言われていたのに、今では猫の方が人気だそう。
犬は里親や飼い主が猫に比べると見つかりやすいとも言われていましたが、犬の飼い主は最近では見つかりにくくなってきているのだと言います。
猫の飼い主が比較的に見つかりやすい、とはいってもその反面で、殺処分されたり捨てられたり、悲しい末路を辿る猫は減ることがありません。
虐待を受ける猫だっています。
悲しい猫たちを増やさないために、私たちには何ができるでしょうか?
仕事や自分のキャパシティの問題、家族などの関係でだいそれた保護活動なとはできなくても『だれでもができる』悲しい猫を増やさない工夫をご紹介します。
◆まずは自分から
人を正す前にまずは『自分』がきちんと猫を幸せにできているのか、見直すことが大切です。
猫の正しいお世話の知識や病気の知識はもっていますか?
きちんと新しい情報を仕入れようとはしているでしょうか?
餌やトイレの基本的なお世話はもちろん、猫が清潔に暮らせる環境は整えてあげられていますか?
もう一度、自分と猫の暮らしを見直してみましょう。
◆猫を飼いたい人にはお話を
友人にもいるのですが『猫はお世話が要らない』と思っている人がいます。
『猫は楽だから飼いたい』『猫は鳴かないし大人しいから飼いたい』など、猫を飼っている人からすると『ありえない!』と思うような理由で猫を飼いたがる人がいるようです。
もし周りにそんな人がいたら『猫だって鳴くこと』『猫だってお世話がいること』『猫を飼うのだって大変なんだ』ということを話しましょう。
それだけでなく猫はお世話も大変だけど、可愛いところもあることを伝え、猫を飼うことについてよく考えてもらうといいかもしれませんね。
また、猫を飼いたい人に対してペットショップだけでなく『保護猫をもらう』という選択肢もあるということも話してみましょう。
色々な考え方の人がいるので、『ペットショップは絶対にだめ!』という伝え方はしないほうがいいと思います。しかし、猫を飼うにはいろんな選択肢があることだけは伝えてみてください。
貴方の一言が命を助ける『縁』に繋がるかもしれませんよ。
◆写真を撮るなら位置情報はOFFに
何度か猫壱ブログでもお伝えしていることなのですが、外猫の写真を撮る時に『位置情報』はOFFにしていますか?
猫好きからは信じられないことかもしれませんが、SNSにアップされている写真の位置情報をわざわざ調べて猫を虐待しに行く人もいるんです。
何気なく撮って、何気なくSNSにアップしている写真でも猫の命を脅かし、猫の悲しい末路を作ってしまう原因になっていることがあります。
デジカメでも、スマホでも外猫を撮るのであれば位置情報はOFFにすることを徹底しましょう!
いかがでしたか?
当たり前にこれらのことが、できている人もいると思います。
もし今できていないことがあるのであれば、今から実践してみてください。
小さいこと、当たり前のことかもしれませんが、その行動が巡りめぐって悲しい末路を辿る猫を減らせる結果に繋がるかもしれません。