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猫の経済効果はSMAP以上?でもまだまだ猫より犬の方が人気かも。。。



今日もテレビで猫の番組がやってるなあ…。と新聞をめくっていたところ、



「イヌ・ネコの国内流通 85万匹」



「15年度 前年度より10万匹増」



と言う見出しを発見。おぉ~さすが猫ブーム。2017年1月27日の朝日新聞によると、2015年度に日本国内で販売されるなどした犬猫の数はおよそ85万匹。2014年よりも10万匹も多かったそうです。



う~ん、確か2015年の日本の子供の出生数は100万5,656人。1年で10万匹も増加ということは、再来年あたり、赤ちゃんが生まれる数よりもペットの販売数の方が多くなるかも知れませんね。



 

■ついに犬よりも猫が人気!…でもないかも?




ここ数年続く猫ブーム。2017年の1月に増刊されたニャエラによると、2016年に関西大学の宮本教授のネコノミクス経済効果は2015年の1年間で総額2兆3,162億円!



猫産業だけで2兆円…。この数字、東京五輪の開催経費に匹敵する額です。SMAP解散によって落ち込む経済損失額は636億円(宮本教授)だそうですから、猫の経済効果はSMAP以上と言えるのではないでしょうか。



しかし!そんなにたくさんのユキチを稼ぐお猫様ですが、2015年に販売・譲渡された犬の数が69万1千匹に対し、猫は15万6千匹。あれ、猫ブームと言われているのに、まだまだ圧倒的に犬の方が人気のようですね。。。



 

■2015年のペット殺処分数は?








2014年に比べ、2015年には犬の販売・譲渡数は7万5千匹増の前年比12%UP、猫の販売・譲渡数は2万3千匹増の前年比17%UPでした。



ふむふむ、ペットを飼う人は確実に増えているようです。これは嬉しいですね。



そして小池都知事も2020年までに0を達成すると公約に挙げている「犬猫の殺処分」数は、2015年度は犬が1万5,811匹、猫が6万7,091匹。



犬よりも圧倒的に販売数が少ない猫の方が、殺処分される数が多いと言う現実。



多分野良犬よりも野良猫の方が捕獲される数が多いからだとも思いますが、やはりこの数字を見る限り、本当に猫を愛する「猫ブーム」は来ていないなあ、と感じてしまいます。



 

■保護犬・保護猫を飼ってみたい人は48%




2016年9月、朝日新聞デジタル会員の641人を対象にアンケートを取ったところ、ペットを飼っている人は478人。ペットの入手先は、



・ペットショップ:34%

・拾った:16%

・近所から:15%

・ブリーダー:12%

・民間団体、自治体からの譲渡:12%



でした。そして



「殺処分される命を救いたい」



と言う保護犬・保護猫を飼ってみたい人は48%でした。





いかがですか。この結果。保護ペットを飼ってみたい人は48%と言うことは飼いたくない人が52%と言うこと。



「命を救ってあげたいけど、うまく躾けられるかと言う不安がある」



と考えて躊躇する方が多いようです。犬や猫を保護している団体の皆様、ペットの命を保護したら、うまくしつけをして譲渡をすると言うことが重要なようです。



またこれからペットを飼いたいと言う人も、犬や猫の基本的な飼い方や病気についての知識をあらかじめ勉強しておくと良いかも知れませんね。



 

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