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「うちの子は25歳、まだまだ元気」シニア猫の飼い主に学ぶ猫の健康の極意とは



2017年現在、猫の平均寿命は15.75歳。(2016年1月に日本ペットフード協会が発表したデータを参照)



最近では東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの宮崎徹教授により猫の腎臓病についての新たな医療方法が発見され、「猫の寿命は30歳も夢ではない」と言われています。



しかし猫の寿命を延ばすのは本当に「医学の進歩」だけなの?





「25歳の看板猫、長寿の秘訣は飼い主に愛されること」





新聞でも何度か紹介されたと言う三重県に住む「ミケ」。25歳の長寿を全うしたと言う幸せなニャンコがいます。



猫の健康は飼い主次第かも?長寿の猫ちゃんはどんな暮らしをしているのでしょうか?とっても気になりますよね。



今回は、20歳を超える、超シニアの猫ちゃんと暮らす飼い主さんの、「猫の健康の極意」について調べてみました。



 

■長寿の秘訣は、あんまり大事にしないこと




え~っ!いきなりこんなコメントを語っているのは、三重県で老舗の三味線屋を営むIさんご夫妻。クリスマスイブの日に店先に捨てられていた子猫を可哀想に思い、「ミケ」と名付けて家族の一員に迎えました。



ミケの好物は、タケノコ、ふき、ほうれん草、焼き海苔という純和食。一見、食べても大丈夫なの?猫は完全肉食だよね…。と心配になってしまいますが、このミケは25歳まで病気にかかって動物病院へ行ったのは、15歳の時に1度だけだそうです。



さすがに25歳になると目が白内障になって前足も曲がりぎみになったミケですが、店の看板娘を立派に勤め、お客さんがくるとご主人よりも早くお出迎えしたそう。



「ミケ、元気?」

「ミケ、今日も頑張りや」



近所の人にも愛され、毎日声をかけてもらったミケ。長寿の秘訣はこの辺にもありそうですね。





 

■長生きの秘訣は煮干しと牛乳?






あれ、煮干しと牛乳は、猫の健康にあまり良くないんじゃ…。とまたまたツッコミを入れたくなりますが、東京都で暮らすジュリは24歳になってもまだ元気だったとか。



飼い主のNさんはペットショップで売れ残っていたシャム猫のジュリに一目惚れ。



「子猫の時から煮干しをボリボリ食べて、牛乳も大好きでした。」



Nさんはそう語っています。食欲も旺盛。24歳の長寿になって、食欲も運動量も減ったジュリに、毎日スプーンでウェットフードを何回かに分けて与えたそうです。



24歳になった時、ジュリは足腰が弱くなってあまり頭を下げられなくなったと言います。食器を高さのあるものにしたり、寝ぼけて転ばないように、床に滑り止めマットを敷くなど、きめ細やかな配慮をしたNさん。あぁ面倒、と思わず、「赤ちゃんみたいで可愛い」とポジティブな猫介護をしたそうです。









いかがですか。猫の長寿の秘訣は色々あると思いますが、一番大切なのは



「飼い主の愛情」



なのではないでしょうか。「ビタミン・愛」は食べ物では摂れません。そして毎日飼い主が継続して与えないと、効果が出ないのかも知れませんね。
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