「猫は水が苦手」「猫は泳げない」と思っている方は案外多いのではないでしょうか？実は水が大好き、泳ぐのが得意という猫もいます。
世界中の猫の種類は30~80種もいるそうです。その中で、トルコが原産の猫、ターキッシュ・バンという猫は特に泳ぐのが得意で有名な猫。「バンパターン」と呼ばれる特徴的な被毛の色も人気です。
寒い気候で暮らす長毛種の猫、ジャンフォレストキャットも水を恐れない猫です。ロシア原産のサイベリアンフォレストキャットも魚を求めて水に飛び込む猫として有名です。
長毛の大型の猫は特に水を怖がらない性質の猫が多いようですね。
■猫のお風呂好きは飼い主次第？
子猫時代からの習慣にしておくと猫はお風呂を嫌わないと言います。生後7週齢までの経験はその後の猫の行動を左右すると言いますから、飼い主がどうしても猫をお風呂に入れたい場合は、子猫の時から入れる習慣をつけて起きましょう。
爆笑問題の太田光代さんの愛猫もお風呂が大好きだと言います。太田さんの愛猫、工藤ちゃんはミックスの猫ですから、猫のお風呂の好き嫌いは猫種よりも習慣の力の方が大きいのかもしれませんね。
■猫はお風呂に入れるべき？
私は月に1度は犬はしっかり洗いますが、愛猫カイトは7年間一度も洗ったことがありません。
猫は犬に比べて体にある皮脂腺が少ないので、あまり体臭が感じられない動物です。完全室内飼いならそれほど汚れることはないでしょうから、猫はお風呂に入れなくても良いのではないでしょうか。
猫の被毛は脂が少ないために水を弾きにくく、濡れやすいと言います。加えて柔らかい毛が密に生えていますから、ドライヤーで乾かしにくいという特徴もあります。
長毛でグルーミングが苦手な猫以外はあえてお風呂に入れなくても良いとは思いますが、どうしても入れたい場合は、ドライヤーにも慣らしておくと良いでしょう。
いかがですか。私は猫と入浴したことがないので、お風呂の中で猫がどんな行動をするのか、あまりはっきりしたイメージは思い浮かびません。
猿だって温泉に入ることがあるのですから、猫もお風呂でリラックスできるのでしょうか。猫が嫌がらないなら、一緒に入ってみたい気もします♪
しかし友人から聞いた話ですが、あるとき猫と一緒にお風呂に入っているときに、突然外で大きな物音がして、文字どおり猫が驚いて飛び上がったそうです。びしょ濡れの猫はそのまま友人の肩に飛び乗って鋭い爪痕を残して部屋に逃げ込んで言ったとか。
…想像するだけですごく痛そう！猫とお風呂に入るときは、引っ掻かれないように注意してくださいね。
