あるのかないのかわからない。もふもふの毛並みに隠された猫の乳首、あなたは見たことがありますか?
猫はお腹を触られるのが大嫌い。哺乳類なのだから、オスもメスも乳首があるはずですが、私は今まで猫の乳首を見たことがありませんでした。
「猫の乳首の数はその個体によって数が違う」
ということを知ったのはごく最近です。数が違うだけでなく、猫のおっぱいには人間とは違う不思議なトリビアがあるとか。
今回は猫の乳首の不思議について調べて見ました。
■猫の乳首の数は「通常」8個
猫の乳首、オスもメスももちろんあります。その数はごく平均数は8個数だそうですが、6個、7個と個体差があるといいます。
海外のニュースで「乳首が2個しかない猫」という話題が登ったことがあるそうですが、その国の獣医師によると「さすがに乳首が2個の猫は今まで見たことがないので、見落としただけではないか。」とコメントしていました。
「ねこの博物館」の館長、今泉忠明氏によると、
「乳は汗が変化したもの。乳首も左右対象ではなく、お腹のどこにできてもおかしくはありません。数は基本的には8個ですが、たまには奇数の猫もいるでしょう。」
とある週刊誌でコメントしていました。
■猫のおっぱいは他猫を育てる場合も出るの?
出典
メス猫は血縁関係のある猫同士が集まって共同で子育てをするといいます。また、自分の子供でない犬の子供などを育てることもあります。猫のおっぱいは他猫を育てる場合も出るのでしょうか?今泉氏によると、
「メスなら性ホルモンが刺激されて乳が出るようになることもあるでしょう。ただしそれは出産経験のある猫だけです。」
とのことでした。しかしこれは猫だけに限らず、犬や人でも母性を刺激されるとこのようなことはあるようですね。
■猫の母乳は人間も飲めるの?
よく子猫に「ヤギのミルク」をあげると良いといいますよね。人間も牛の乳を飲んでいますから、もしかして猫の乳も人間が飲んでも大丈夫なのでしょうか?
この問いに対して、今泉氏は、
「成分的には人間が飲んでも害はないと思いますが、まずいと思いますよ(笑)」
とコメントしています。よく考えると、牛の乳を人間が飲むのも不思議ですよね。「狼に育てられた少女」が昔話題になりましたが、哺乳類同士なら乳は異種同士でも飲んでも害はないのかもしれませんね。
いかがですか。猫のおっぱいの不思議。ちなみに子猫は自分専用の乳首を決めて、その乳首からしか乳を飲まないそうです。でも猫の乳首の中には中に乳腺がなくて乳が出ない乳首もあるのだとか。猫の乳首は当たり外れがあるようです(笑)
知らなかった猫の乳首の謎。あなたの愛猫の乳首は何個でしょうか?ちょっと数えてみるといいかもしれませんね。