犬が散歩中にリードを引っ張ったり、噛んだりするときの解決方法
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そもそも犬が散歩中にリードを引っ張ったり噛むのはどうしてでしょうか?
元々犬は、物を噛んで引っ張るという欲求が強い生き物です。
散歩中に楽しくなり興奮してくるとその欲求はなおさら強くなってくるでしょう。
リードは飼い主さんが掴んでいるものなので、犬自身が引っ張ることで飼い主さんと大好きな遊びができると思ってしまいます。
本能ゆえの行動ですが、飼い主さんにとってはお散歩が進みづらくなりますし、犬を必要以上に興奮させるのもできればやめさせたいですよね。
今回は、そんな犬の行動に対して飼い主さんができる解決策をご紹介します。
リードを一定の長さに
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散歩中にリードを引っ張る場合は、飼い主さんがリードを一定の長さに持つことが大切です。
犬がグイグイ飼い主さんを引っ張り始めると、飼い主さんはピタッと止まってください。そうすると、リードがメリハリのある感じで犬に伝わり、犬も止まります。
飼い主さんから歩き始めよう
リードが張っている間、犬が止まっていればOKです。少しリードをゆるめてみましょう。
それでも犬が歩き出さず、待っていればよりOKです。飼い主さんから歩き出しましょう。
「歩く」「引っ張るとリードが張る」「ピタッと止まる」「リードの張りをゆるめても犬が止まっていることを確認」「飼い主さんから歩き出す」これらの流れを繰り返し行いましょう!!
大切なポイントは、歩き出すのは飼い主さんからであることですよ!!
愛犬が飼い主さんにあわせて歩く
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慣れてくると、飼い主さんの歩調をうかがって、犬が歩くようになります。そうなれば合格!思いっきり褒めてあげましょうね。
これらの中で褒めてあげるポイントは、「リードが張らなくても飼い主さんが止まれば犬も止まる」「飼い主さんが歩き出してから犬が歩き出す」これらのポイントでおやつを与えたりしましょう!
目の前でリードを見せる!
散歩に行く前にリードを犬の目の前にかざしてみてください。この時首輪はしっかり持っておきましょうね。その状況で、噛まなければ褒めてあげる。
リードを噛む場合は「待て」の姿勢を取らせてリードを口から離しましょう。リードを素直に離したら、褒めてあげることを忘れないようにしましょうね!
これらを繰り返すことで、リードを噛んではいけないということを理解させていきます!
散歩中よりも、犬が落ち着いている状況で行うようにしましょう。
リードを引っ張る場合も、噛む場合も、後から注意しても犬は理解できません。その場で落ち着かせてメリハリをつけてしつけていきましょうね。
愛犬と飼い主さんとの主従関係を明確にして、楽しい散歩ライフを送って下さいね!!