部屋の中で犬がくるくる回る

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飼い主さんが快適な寝場所を作ってあげていても、愛犬がくるくる部屋の中で回っている理由は寝場所整え中です。
元々犬は、雑草が生い茂って凹凸のある場所で寝ていました。快適な寝床を作るために、寝る前には寝場所でくるくる回って整えていた習性が今も残って居るんですね。
寝る前にくるくる回ってる時は、寝床を整えている気分なので、見守ってあげましょう。
散歩中に犬がくるくる回る理由

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用を足す場所に敵がいないか確認中
犬の弱点は後ろ足、後ろ半身です。その為、用を足す時に後ろ半身を無防備な格好でキープし、動けない状態になるということは、犬にとっては命の危険がある訳ですね。
もちろん、飼い主さんが傍にいますし、敵がいる環境ではありませんが、野生時代の名残がここにもある為、用を足す前は周囲に敵がいないか確認のためにくるくる回っているんですね。
いくら飼い主さんでも、用を足すために緊張が走っている愛犬にちょっかいをかけるのは止めましょうね。心おきなく用が足せるように、くるくる回らせてあげましょう。
犬がしっぽを追いかけてくるくる回る理由

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自分のしっぽを追いかけてくるくる回っている場合、微笑ましく見つめているだけではなく、お尻に不快感を感じていないかチェックしてあげてください。
お尻付近にでき物、腫れ、赤み、傷はありませんか?
うんちが出た後に犬が自分のお尻を追いかけて回る行動があれば、理由として草や誤食したお菓子の袋がうんちに混じって排泄され肛門付近に引っかかっていることもあります。
もし肛門から異物が覗いていたらティシュペーパーでつまんであげてください。犬が動いたときに抜ければOK。決して引っ張って抜こうとはしないでください。
犬がしっぽを追いかけてくるくる回る理由

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犬が自分のしっぽを追いかけてくるくる回っている場合、ストレスがたまっている可能性も考えられます。時にはしっぽを自分で噛んでしまって、しっぽがぼろぼろにちぎれてしまったり、ひどい傷を負う場合もあります。
ストレスが理由でしっぽを追いかけて回るのかな?と思ったときは遊びに誘ってあげたり、短時間でもいいので散歩に連れ出してあげると変化があることが多いのです。
散歩といっても気分転換をするときは5分程度で構いません。遊びも3分程度の引っ張りっこなどで犬のイライラした気分は緩和されます。
しかし根本的にストレスが軽減されない場合は、繰り返してしまうことも考えられるので、飼い主さんとのコミュニケーションを見直して、ストレスの原因を確定して対処してあげるようにしましょう!
他にも、自分のしっぽを追いかけてくるくる回っていると時に飼い主さんが褒めてしまうと、繰り返してしまう場合もあります。悪い行動ではありませんが、あまり繰り返させないように注意して観察しておきましょうね。
犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。
https://mofmo.jp/article/889