嵐の中瀕死の猫を発見。見て見ぬふりをせず引き返したことで救えた命に感動

路肩に横たわる黒猫

それは雷が鳴り響く嵐の日の出来事でした。イギリスに在住のデニスさんはトラックの運転中に道端で横たわる1匹の猫を目撃しました。

嵐の日、いつもよりゆっくりと慎重に運転していたのでしょう。
そのため、猫を発見出来たのかもしれません。

ぴくりとも動かない猫を見て、死んでいるとも思ったそう。
ですがその猫を、デニスさんは見て見ぬふりには出来なかったのです。

どうしても気がかりなデニスさんは、その目に涙を浮かべながら猫のいる現場へ引き返しました。
 「頼む！どうか生きていてくれ！」

涙を浮かべながら猫のもとへ引き返したデニスさん。
ひと目しか見なかったけれど、このままでは心に引っかかるものがある…

デニスさんの行動力と優しさを、見習いたいですね。

猫は大怪我を負い、動けないほど衰弱してはいましたが、かすかに息をしていました。「あの時引き返していなかったら、俺は一生そのことを引きずって生きて行かなきゃならなかったと思うんだ」デニスさんはそう振り返ります。

嵐で視界不良のため車に轢かれてしまったのでしょう。
自分で立ち上がれないほど大怪我を負っていた猫ですが、まだ生きたい！という強い想いが、デニスさんには伝わったのかもしれませんね。

しなくて後悔するよりも、して後悔するほうが良い…
簡単そうですが、難しいですよね。

デニスさんは猫を腕に抱きかかえトラックに戻ると動物病院へと急行します。怪我の状態は本当に酷いものでした。頭蓋骨は骨折し、鼻は潰れ、顎は砕けワイヤーで固定しなければならないほどの重傷を負っていたのです

トラックを運転しているということは、もしかしたら仕事中だったのかもしれません。
ですが、猫の命を優先したデニスさん…いろいろな葛藤があったはずです。

でも、そのおかげでギリギリの命だった猫は救われました。
この猫のヒーローですね。

飼い主が判明！でも予想外の返答が…

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