あまりにも可愛い姿で幸せを掴んだ子猫
ノースカロライナ州のノースローリーという町にあるペットショップにやってきた、とある家族。この家族の父親と子ども達は、保護された子ネコたちが集められているケージを見て回っていました。すると彼らのところへ獣医さんが歩み寄ってきてこう言いました。
「今すぐ家族を必要としている子ネコがいるのですが、会ってみませんか?」
獣医さんのアシスタントが胸に抱いて連れてきた子ネコは、体を温めるために靴下でつくられたセーターを着ていました。その姿のあまりの愛らしさに、この家族は一目惚れ。
子猫に虜になった家族はあることを決断
ハリケーンマシューの最中から救出され、まだ激しい風が吹きすさぶ中ペットショップに連れてこられたこの子ネコ。生後3-4週間と予想されます。
「この子を初めて見た時、自分のペットとして自宅に連れて帰りたい衝動に駆られました。ふわふわで小さくて可愛くて…」
そう話すのは、このペットショップで働くサラです。
それは子ネコと対面した家族も同じでした。特にこの家族の子ども達は、子ネコのあまりの可愛さに一瞬言葉を失って、ただただ見入っていたといいます。
お父さんは、この子ネコを連れて帰ることができるかどうか、その場でお母さんに相談しました。もちろん、この家族が結論を出すのに大した時間はかかりませんでした。
数分後には、この子ネコはお母さんの胸に大切そうに抱かれていました。そして家族みんなで、子ネコを迎えるために必要なアイテムをショッピングし始めたそうです。
サラはその日のことを振り返りながら話します。
「子ネコがその家族と一緒に店を出ていくのを見ながら、幸せで胸がいっぱいになりました。あの家族の、特に子ども達の嬉しそうに輝いた顔が忘れらません。子ネコは、あの素敵な家族と一緒にこれから幸せに暮らしていくはずです。」
家族の笑顔に囲まれて穏やかに生活している子ネコの様子が目に浮かびますね。
愛情をいっぱいうけてスクスク成長してほしい!でも靴下セーターがフィットするままの大きさでいてほしい!…そんな気持ちにさせられるお話でした。
Kitten Saved from Hurricane Matthew Gets Tiny Sweater and New Home