終わりではなく始まり
ポツダム動物愛護協会で長い間、ボランティアとして働いていた「レイチェルさん」はこの日をキッカケにボランティアを卒業する事が決まっていました。
長い間お世話をした動物に最後のお別れを告げている時でした。
一匹の猫が歩み寄り抱き着いてきたのです。
その猫の名は「ティム」
まるで「行かないで!」と言っているかの様な行動です。
別れを悟ったかの様な行動にレイチェルさんは涙が止まりません。
ティムは、レイチェルさんに強く抱きついて離れません。
ましてや、自分の鼻を押し付け甘え続けるのでした。
「お願いだから行かないで」っと心の底から思うティムの強い想いは人間にも伝わる程でした。
レイチェルさんはある決断をしました。
彼女の思い切った決断とは?
\私、ティムを引き取るわ!/
ボランティアのスタッフではなく、ティムとレイチェルさんは家族になったのです。
レイチェルさんは、まだ学生で寮生活だったので、少しの間は実家に預ける事になったそうです。
時間を見つけてはティムに会いに実家に帰っているそうです。