奇跡の連続に驚きっぱなし
今生きていることが不思議
ロシアンブルーのケビン(Kevin)君は、駐車場にいるところを保護され、動物病院に連れていかれました。
病院には他にも子ネコたちがいる中、彼だけは深刻な状態で、医師も
”助かる見込みはない”とあきらめていたそうです。
「初めに病院に連れてこられた時、ケビンの状態は本当にひどかったんだ。」
と彼の今の飼い主であるタイラフ(Tailah)さんは語ってくれました。
「僕がケビンを連れて帰った日の夜、固形状のエサをあげてみたら、固すぎてなかなか食べようとしなかったんだ。」
頭を床に打ち付けんばかりに、ケビン君は頭を上げようとしなかったそうです。
この光景にタイラフさんはショックを受け、想像以上に深刻な状態だと思ったそうです。
奇跡は起きました
驚きの4年間
ケビン君は水頭症という脳脊髄液が異常に分泌され、脳圧が高まる病気を患っているそうです。
タイラフさんは、ケビン君が発作を起こすことを一番心配しています。
しかし幸運なことに4年の歳月が流れましたが、
一度も発作を起こしたことがなかったそうです。「ケビンは、きっての箱入り息子なんだ。」「外にはあまり出してあげれないけど、うちには、囲い付きのバルコニーがあり、そこにはキャッスルやおもちゃがあるんだ。
うちの中庭にも出入りできるしね。」
家の中でも十分に遊ぶところはあるそうです。
「ケビンは、午前2時には家じゅうを歩き回っているんだ。
この点は、他のネコと同じかな。でも、彼は本当に優しいネコなんだ!」
「ケビンは奇跡を起こすネコになるんじゃないかなって予感があるんだ。理由はわからないけどね。」
と語ってくれたタイラフさん。
出会った瞬間にケビン君の魅力という魔法にかかったかのように、彼を手放すことができなかったそうです。
確かにこの不思議な表情で見つめられたら手放したくはないですよね。
奇跡の回復を遂げ、発作も起こすことなく、無事4歳の誕生日を迎えることができたケビン君。
これからも素敵なミラクルに囲まれて幸せになってくださいね。