トイプードルの性格について
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トイプードルは愛玩犬として開発、改良されてきただけあり、とても飼いやすい犬です。
小型犬ゆえに飼う場所も選ばず、子供からお年寄りまであらゆる年齢層に人気です。
元気いっぱいで好奇心が旺盛なのが魅力です。
社交的で人好きなために、お客さんともすぐに仲良くなれます。
さらに温厚な性格ゆえに、他の犬ともすぐに仲良くなれます。
ドッグカフェやドッグランによく行く飼い主さんにとってはとてもありがたい性格です。
こんな可愛いトイプードルですが、一緒に遊ぶ際にはどんな遊びをすれば良いでしょうか?
トイプードルは運動量が多くないため、激しい運動量の遊びは適していません。
ですが、適度に体を動かす遊びはストレス解消にもなるのでおすすめです。
特に「ボール遊び」は好奇心旺盛のトイプードルも夢中になれるので良いでしょう。
トイプードルがボール遊び、というとあまりイメージがないかもしれません。
ですがお家で飼われているトイプードルこそ、ボール遊びを覚えればストレス発散、運動不足解消にもつながり健康にも良いでしょう。
楽しくボール遊びさせるために
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まずはトイプードルをボールに慣れさせましょう。
小さい顎のトイプードルのために、小さめのボールを用意してあげましょう。
お家の中でボールをかませたりじゃれさせたりして、ボールの存在に慣れさせておきましょう。
ボール遊びのしつけ1
ボール遊びの第一段階は「待て」を教えることです。
ボールで遊ぶ前に「待て」ができるようになっていると、遊びを飼い主がリードしていることを犬が認識するために良いでしょう。
「待て」はお家の中で、おやつを使って教えることができます。
おやつを手の中に持ちながら「待て」と言い、我慢させます。
「よし」と言うと同時に手を開いておやつを食べさせます。
これを繰り返すと、「待て」と「よし」との違いを聞き分けることができます。
ボール遊びのとき、ボールを投げる前には必ず「待て」をさせましょう。
ボール遊びのしつけ2
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ボール遊びのしつけの第二段階は「来い」です。
ボールを投げ、犬がボールをくわえたら「来い」と言い、犬が戻ってくるようにしましょう。
「来い」が上手にできない場合は、リードを使ってしつけましょう。
長めのリードをつけて、ボールもあまり遠くに投げないようにします。
犬がボールをくわえたら、「来い」と言いながらリードを軽く引っぱって戻ってくるように促します。
戻ってきたら褒めてあげましょう。
ボール遊びのしつけ3
ボール遊びのしつけ、第三段階は「出せ」です。
ボールをくわえて戻ってくることができても、ボールをなかなか出さないトイプードルが多いようです。
なかなかボールを放さないならば、おやつを見せましょう。
「出せ」と言いながらボールを放させ、それができたらおやつをあげます。
ボールを放したらおやつをあげます。
この方法で何度かボール投げを繰り返すと、だんだんとおやつがなくてもボールを放すようになります。