無駄吠えはなぜ吠えているのかを見極めることから
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犬は、元来吠える動物です。
吠えるという行為は、犬が何かを伝えたい時、何らかの意思を伝えようとしている行為なのです。
特に、ゴールデンレトリバーのようにあまり無駄吠えをしない犬種が吠え続ける場合、そこには何か原因があるのかもしれません。
まずは「なぜ吠えているのか?」を原因を確認することが大切です。
仔犬期の夜鳴きが原因の場合
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ゴールデンレトリバーの子犬を家族に迎えたばかりの頃、サークルで一人で寝かせると夜鳴きをすることがあります。
これは、寂しさが原因で鳴いているのです。
この時、可哀想だからといって、相手をしたり様子を見に行ってしまうと、「鳴けば来てくれる」と学習してしまいます。
夜鳴きがきっかけとなって、将来無駄吠えをするゴールデンレトリバーになってしまうこともあるので、注意が必要です。
無駄吠えをするゴールデンレトリバーにしないためにも、夜鳴きをしたらしつけの一環だと思って無視をし鳴き止むまで待つことが大切です。
また、夜鳴き防止対策として、ぬいぐるみやお気に入りのタオルなどをサークルに一緒に入れておいたり、サークル全体が暗くなるように、上からシーツなどをかぶせて対策を取ってあげましょう。
子犬期の無駄吠えの場合
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元来、無駄吠えの少ないゴールデンレトリバーですが、子犬期には、自分の要求を吠えて知らせるという行動を取る場合があります。
よくある原因として、サークルから出して欲しい時、ご飯が欲しい時などが挙げられます。
こういった時に、吠えたからといって要求を通してしまっては、将来無駄吠えをするゴールデンレトリバーになってしまい、成犬になってからでは無駄吠えを止められなくなることが多いので、絶対に要求を聞き入れないように無視をしてください。
これは、子犬期のしつけの中でもとても大切なしつけの一つです。
子犬期の無駄吠え対策として、吠えたら「大きな音を出して驚かせる」「水鉄砲などで顔に水をかける」など、吠えるとビックリすることがあるといったような条件付けのしつけをすると有効です。