そもそも知能って何?
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人間に関して使用する場合は、知能とは、論理的に考えたり、計画をたてたり、問題を解決したりすること、また考えを把握したり、言語や学習などの知的行動を含む特性と定義できます。
動物の知能とは、元々備わっている本能行動や経験したり繰り返しで身につく学習行動に対して、先のことを見通して判断する行動を知能的な行動と考えることができます。
犬の知能について
どの犬種でも200ほどの言葉を覚えて理解できるようになります。
これだけの数の言葉が分かるのであれば、日常の生活は家族と一緒に物事を行えますね。
まさに家族の一員です。
でも興味深いのですが、犬にとって200の単語が上限というわけではなく、トレーニングすればさらに多くの言葉を理解できるようになることがわかっています。
人間の小さい子供が、いろんな教材を使って、遊びながら言葉を学んでゆくのと同じように、犬が楽しみながら、覚えたり学んだりしてゆけるなら、その能力をさらに引き出すことができます。
犬種によって知能の差がある?
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犬の中で賢いとされているボーダーコリーやゴールデン・レトリバーは250の言葉を覚え聞き分けることができると言われています。
訓練により知的な潜在能力をさらに引き出せる可能性があります。
もちろん犬種ごとに知能の差があります。
犬の知性をランキング形式で取り上げるとすると、
1位 ボーダーコリー
2位 プードル
3位 ジャーマン・シェパード
4位 ゴールデン・レトリバー
5位 ドーベルマン
という順になります。
中でもボーダーコリーの知能は飛び抜けています。
人の命令にほぼ完璧に服従できる能力を備え、考える力まで兼ね備えています。
2位が意外に思える小型犬のプードルです。
元々作業犬として飼育されていたので、作業能力や知性に優れています。
警察犬として有名なジャーマン・シェパードは、絶対的な服従と任務遂行能力がずば抜けています。
ゴールデン・レトリバーはラブラドール・レトリバーと同様盲導犬として多くが活躍しています。
飼い主を優先する自己犠牲的な性格の持ち主です。
ガードマンのイメージが強いドーベルマンも知能が優れた犬種です。
飼い主には忠誠心があるものの、見知らぬ人への警戒心が強すぎるので、しっかりとした訓練を必要とします。