■プードルの毛色による性格のちがい
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ブラック
最も賢くて運動能力に長けています。
従順で落ち着きがあるので、飼いやすい条件が揃っています。
ホワイト
飼い主の趣向で毛を結んだり、トリミングの時のカットにこだわったり、おしゃれが似合います。
落ち着いていて服従する個体が多く、甘えん坊です。
ブラウン
独立心が高いため、少し協調性を欠くところがあります。
根っからの服従しやすい性質がある犬よりは、しっかりと従うことを教えてゆく必要があります。
プードルであることに変わりないので、従順な一面はもち合せています。
教えればできる子なんです。
シルバー
ブラウンの個体とよく似た特徴があります。
レッドやアプリコット
プードルの中で一番人気の毛色です。
一番の特徴は活発である点です。
やんちゃな赤系のプードルは、やや協調性を欠くところがあります。
同時に飼い主への服従も自然にできるとは言えません。
自己主張が強いので、散歩や遊びが自分のしたいときにできないとわがままな行動をとることもあります。
吠えたり、突撃したりする子もいるようです。
プードルは毛色のちがいで性格が異なることはよく話題にされますが、一概に言えない部分もあります。
本質的な性格の違いは毛色よりもそれぞれの個体によってちがいが生じます。
そこは人と同じですね。
■プードルの毛色が変化する原因
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退色とは毛色が薄くなることを指します。
プードルの毛が退色するケースでは、ブラックとホワイトの間にあるシルバー、グレーやブラウンのような中間色の毛色で起こりやすいようです。
レッドの場合は、ブラウンに近いレッドよりも薄い色の毛色の方が変化しやすいと言われています。
例として、
ブラウン→カフェオレ
レッド→アプリコット
アプリコット→クリーム
のように変化をします。
体全体の毛色が変化するというよりも、一部分が薄くなるということが多いです。
毛色の変化の理由は、はっきりしたことが分かっているわけではありませんが、いくつか考えられる点があります。
- 屋外で日光を浴び過ぎ
- 栄養不足
- ストレス
- シャンプーのやりすぎ
- バリカンでのトリミング
これらの原因が挙げられますが、一概にはいえません。
■プードルの毛色の変化しないようにする予防方法は?
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毛色の種類が多いプードルは様々な色の犬で交配されるので、色の濃い薄いも多様です。
逆に、親や数代先の家系をたどり、同じ色同士の親犬であるなら、退色の可能性も低くなります。
血統書を調べることによって、3代前までの家系が記録されるので、調べることができます。
また遺伝的な要因で退色が始まる場合は色が元に戻ることはありませんが、栄養不良が原因で退色することも報告されています。
良質なたんぱく質を偏りなくきちんと摂ることによって退色したのに元の色に戻ってきたということもあるので、バランスの食餌で健康的に過ごせるようにしましょう。
また散歩して日光浴することも大事ですが、紫外線が強い夏などは、プロテクトできるようにUV仕様の洋服を着せたり、昼間でなく夕方涼しくなってから外出するなど注意を払えます。
プードルの居住環境で何らかのストレスの原因となるものがあれば改善されると、メンタル的に安定できますね。
退色の原因を知り、それらを一つずつ取り除くことが予防につながります。
毛色の変化の原因を知り、プードルの体調の変化に注意してあげましょう。
退色に過度に目くじらを立てる必要はなく、加齢に伴ってプードルの毛色の退色は自然に始まります。
ですから心配し過ぎるのもよくないですね。
「人形かな?」と思って見ていると、動く!そんな経験を何度もしました。人形みたいに可愛いトイプードルは、賢くて飼い主さんの手を煩わせることはほとんどありません。そんな性格や飼い方、しつけのコツをご紹介します!
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