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犬のおむつをつけるタイミングや時期について解説


老犬になる時期や介護が必要なタイミングの犬におむつをつける

Male dog diapers looks down. Isolated on white.

Kristyna Loris Antosova/shutterstock.com

寝たきりの老犬の場合、おしり全体をおむつで覆われると余計にストレスを感じてしまうことが多いようです。

使い始めるタイミングが難しいですね。マーキング防止のためのおしっこ用おむつならお尻は覆われないので通常のおむつよりも快適に過ごせます。

しかし、排せつ全般のトラブルを抱える老犬や介護を必要とする時期の犬の場合はそういうわけにはゆきません。

寝たきりの犬でも、おむつを嫌がることはあります。

寝床が汚れてしまうことは心配ですが、嫌がるときは無理強いせず、短時間から慣らして行くことや、おむつに排泄したらそのままにぜず、しばらく外してあげる心配りも必要です。

タイミングを外すと、おむつに慣れるのにさらに時間を要してしまいます。

犬用のおむつもいろいろなサイズのものが販売されています。尻尾を通すための穴が開いていて特に大型犬は尾を汚さないように作られています。

もちろん小型犬と大型犬とでは同じタイプのおむつでもフィット感がちがってきます。

様々な体験談を交えた口コミによると、中小型犬の場合は犬用おむつよりも人間の赤ちゃん用紙おむつの方が経済的で横漏れに強く、サラサラの状態が長く保てるので良いという意見もあります。

人間用おむつの犬への付け方

人間用のおむつを犬に使う場合は、パンツタイプではなくテープで止めるタイプのものを犬の体格に合わせて選びます。

そして付け方は、いったん犬のお尻に当ててみて尻尾の位置を確認し、マジックで外側に印をつけます。

印の位置に穴を空け、穴の周囲をガムテープで包み、それから改めて犬に付け、尻尾が出してからテープで止めると、尻尾も汚れず、漏れも防ぐことができます。

一方、大型犬のオーナーによれば、犬用おむつがベストという意見もあれば、尻尾用の穴から排泄物がはみ出るので、成人用紙おむつをカットしたりしてアレンジしたものをガムテープで固定すると、漏れなくて一番使いやすいという体験談もあります。

中にはペットシーツを犬の体に巻きつけてテープで固定しているという方もいます。

おしっこの量が多くたまりすぎると重みでおむつ自体が体から外れて家も犬の体も汚れてしまうという方は、紙おむつかペットシーツの上から幼児用のパンツを履かせて尻尾の穴を空けてみたらフィットしたという意見もありました。

犬の快適さを優先してあげましょう

おむつを使用すること自体が犬にとっては自然ではありません。

体に密着させて巻きつけられているため気軽におしっこやうんちができなくて体調を悪化させるケースもあります。

おむつが排泄物の重みで脱げるほど長時間交換しないことは犬にとっては不快なことで、濡れたおむつで覆われた部分の皮膚にもトラブルが起こりがちです。

おむつが脱げることや、おむつからの漏れに対策をするよりは、先ず3~4時間を目安におむつの汚れ具合を見て早めに交換してあげましょう。

交換時には被毛の汚れをお湯で絞ったタオルで拭きとって地肌にかぶれがないかも観察してあげましょう。

かぶれがなくても、すぐに新しいおむつを付けるのではなく、濡れタオルで拭いた被毛をさらに乾いたタオルで拭き、地肌がじめじめしないようにしばらくおむつを外す時間も必要です。

このときに部屋が汚れる心配があれば、ペットシーツを広げてその上で作業すればよいのです。

おむつの種類も豊富なので自分の犬にとってできるだけしっくりくる状態のものを選んで、最適なタイミングで使用してあげるなら、少しでもストレスを軽減して過ごしてもらうことができるでしょう。


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