犬は体を動かすことが大好きで、その中でも飼い主さんとじゃれ合うことに何よりも幸せを感じます。子犬のころは特に遊びたい盛りなので、色々なものを口にして遊びますが、子犬がゆえに力加減もあまり理解していません。
力任せにおもちゃや家具を噛んで遊ぶので、おもちゃの消費量は多いはずです。
しかし、おもちゃが壊れる度に買い替えていては費用もかさみますし、ごみも出るので環境にもよくありません。
そこで、この記事ではご自宅にあるものを再利用して犬のおもちゃにする方法をご紹介します!
家計にも環境にも優しいおもちゃを作ってみませんか?
犬のおもちゃ①「ひっぱりごっこ」
Daxiao Productions/shutterstock.com
犬が大好きな遊びの1つに引っ張り合いがあります。多くの犬が好きな遊びですが、力いっぱい引っ張るために、おもちゃも壊れやすい遊びでもあります。
この遊びをたくさんしてあげられるように、引っ張り合い専用のおもちゃをDIYしてみましょう!
用意するもの
- Tシャツ
- タオル
- ジーンズ
- ロープ
など、もう着れないものや使わなくなったものを使います。
作り方
①素材を適当に切る
②それを三つ編みにしていく
これだけで完成ですが、もうひと手間加えるとするなら、三つ編みしたひもに穴を開けたテニスボールを通してみましょう。
まるでペットショップで販売しているようなクオリティーのおもちゃが完成します。
もう少し手軽に作りたいと思うなら、アームカバーやTシャツなどを縦長にして両端を堅結びするだけ。
口が大きい犬や大型犬用に結び目を大きくしたいなら、2度、3度と結ぶとより頑丈になります。
子犬の時期は歯が生え変わるので、引っ張り合いは大好きな遊びです。汚くなったり壊れたりしたら、また手作りしてあげましょう。丈夫な歯をつくり、顎を鍛えるにはもってこいのおもちゃです。
犬のおもちゃ②「ボール」
Mila Atkovska/shutterstock.com
ボールを手作りするのはイメージが付きにくいかもしれませんが、簡単に作る方法があります。
穴があいた靴下、また使用しない靴下をまるめるだけです。靴下を丸めてボールにしましょう。壊れるまで遊びまくるはずです。
こわれたら、修繕してもいいですし、また新しいボールを作ってあげるもよしですね。軍手を丸めてボールにできます。軍手の荒目な線維は犬の歯の掃除にも役立つんです。遊びながら歯石も落せてなかなかの優れものです。
用意するもの
- 靴下
- 軍手
穴が開いたものや、サイズが合わなくなり使用しなくなったものを用意しましょう。
作り方
①靴下や軍手を丸めてボール状にする
②開いている口を縫う
とても簡単にできますが、縫い付けるだけなので、あまり強度がありません。
ボールを噛み続けるタイプの犬だとすぐに壊してしまうかもしれないので、注意して観察してください。
軍手の荒目な線維は犬の歯の掃除にも役立ちます。遊びながら歯石も落せてなかなかの優れものが完成します。
犬のおもちゃ③「ペットボトル」
Picsfive/shutterstock.com
用意するもの
- ペットボトル
- 場合によってはおやつ
作り方
これは、フタとラベルをはずしそのまま使えます。
ペットボトルを与えるだけで、口を噛んで遊ぶことに夢中になる子もいます。
ペットボトルの中におやつを入れておくと、知育玩具にもなります。
頭を使いながら遊ぶことで、ストレス発散やエネルギーの発散、または老化の防止にも役に立ちます。
ダイエット中の犬におやつを与えたいときも、簡単には口に入れることができないので、効果的だといえます。
犬のおもちゃ④「猫じゃらしならぬ犬じゃらし」
Chris Howey/shutterstock.com
用意するもの
- 長い棒(木の枝や、割りばし、先端がとがっていない棒)
- 釣り糸またはズボンのウエスト用のゴム
- 小さめのぬいぐるみや余った布、古着など
作り方
①長い棒の先端に釣り糸やゴムを結びつける
ズボンのウエスト用のゴムなら丈夫で伸縮するので、釣り糸よりも犬を喜ばせやすいです。
②紐の先端に小さめのぬいぐるみを付ける
ぬいぐるみがなければ、余っている布や古着などを丸めてボール状にしたものでも良いです。
犬は猫じゃらしのようにひも状になっているものより、ボール状の獲物のようなものの方が狩猟本能が働きより活発に遊んでくれます。
このおもちゃの良い点は、人間が動かなくても、おもちゃが自由自在に動き、移動するので、飼い主さんが疲れることなく犬を思う存分遊ばせてあげられるところです。
まとめ
Africa Studio/shutterstock.com
ペットショップで市販されているおもちゃはバラエティーに富んでいて、見るのも楽しいですね。でも費用をかけずに手作りで作るおもちゃでも犬が十分楽しそうに遊んでくれます。
飽きるのが早い犬には一つのおもちゃだけでなく、複数のおもちゃを組み合わせてつかって遊んで、体を動かし、心身ともに健康的に暮らせるようにしてあげましょう。
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