猫の置き餌がNGな理由 その1 【衛生面】
Irina Kozorog/shutterstock.com
猫の置き餌があまりおすすめできない理由は、衛生的に良くないからです。
猫によっては、少しずつ食べて、残った餌を放置しますね。
その場合は、猫の唾から雑菌が繁殖しています。
また、ドライフードの場合は、比較的マシですが、ウェットフードの場合は餌自体も痛んできてしまいます。
どのくらいの時間置き餌をするかにもよりますが、おすすめできない理由として衛生面は大きいですね。
猫の置き餌がNGな理由 その2 【鮮度】
279photo Studio/shutterstock.com
猫の置き餌をしてしまうと、ドライフードはしけってしまいますし、ウェットフードは乾燥してしまいます。
つまり、鮮度が落ちて美味しくなくなってしまうんですね。
味にうるさい猫の場合は、一気に食欲が低下してしまいます。
やっぱり出してすぐの餌の方が美味しいですね。
置き餌がおすすめできない理由としては、鮮度が落ちてしまうことがあげられます。
猫の置き餌がNGな理由 その3 【健康チェック】
Patrick Foto/shutterstock.com
猫の置き餌を習慣化してしまうと、いつ、どれだけの量を食べたのかが分からなくなります。
食欲が増えても、減ってもわかりにくく、健康チェックがしずらいという理由から、おすすめできません。
きちんとどれだけを食べたのか分かるようにする方が、猫の健康管理としてはおすすめです。
置き餌をしていて、多頭飼育の場合は、誰が食べたのかも分からなくなってしまいますね。
猫の置き餌がNGな理由 その4 【特殊な餌】
golubovystock/shutterstock.com
置き餌の場合で、多頭飼育の場合、ある猫だけ特殊な療養食になったとします。
療養食は、健康な猫には必要がないので、置き餌で他の猫が食べてしまうことは避けたいですね。
その猫だけ、置き餌にしないのであれば、他の猫も置き餌にしない方法をとるようにしましょう。
置き餌で特殊な食事をする場合は、その猫だけで、自動給餌などがおすすめですね。
猫の置き餌がNGな理由 まとめ
Dmitri Ma/shutterstock.com
多頭飼い匹だけで、飼い主さんがかなり留守がち、もしくは不規則な生活をしている場合は、置き餌も止むを得ないことがあります。
しかし置き餌にゴキブリやハエなどの害虫がたかっていたという話もありますし、猫を無用の病気から守る意味で考えると留守中も食事時間に食べきることのできる量の餌を与えてやることが理想的なので、1つの方法としては自動給餌で餌を出せるようにしておきましょう。
また、猫はガツガツと餌を食べない個体も多く、飼い主さんとしては食べられるときに食べてくれればいいとの思いで餌を出しっ放しにしていることもあります。
多頭飼いではなく一匹だけならトータルで見て1日の摂取量が安定していたら、それは置き餌としては合格の範囲だと思います。
1日に食べる量をしっかり把握できるように置き餌も工夫してみてくださいね。
飼い主さんの生活リズムも大切なので、愛猫の置き餌も絶対に駄目!と思わず、1日や半日のリズムで調整してみてください。
ウェットフードの方が鮮度が落ちるスピードが速いので、様々な理由から、置き餌をする場合は、ドライフードにしてくださいね。