猫は虫歯になりにくい
![Cute little ginger kitten is sleeping in soft blanket on wooden floor](https://cdn.mofmo.jp/v3/640/imeditor_storage/1/article/321007298.jpg)
Alena Ozerova/shutterstock.com
猫は虫歯になる可能性がとても低いです。
犬のように歯が隣の歯に密着していないため、食べカス等がはさまりにくいので、虫歯になるにはなりますが、虫歯になる可能性は低いと言えます。
それでは、猫は虫歯になりにくいから歯磨きをする必要はありませんよね。
しかし、猫はなるべく歯磨きをしたほうが良いのです。
歯周病の可能性
猫に歯磨きが必要な理由としては、歯周病の可能性があるためです。
歯周病とは、人で言うと現代病の一種で、歯磨きを怠ったために、歯石が溜まり、口臭がしたりする症状が起こります。
歯周病を防ぐために、猫の歯磨きは必要であるのです。
猫が歯周病になってしまうと、歯の痛みから食事をしなくなり、食欲不振に陥ってしまいます。
そのため栄養をしっかりと摂れないため、体力も減少し、免疫力低下に繋がります。
猫の免疫力が低下すると、様々な病気になる危険性もありますので、猫が歯周病にならないために、しっかりとした歯磨きの仕方を覚えておきましょう。
猫の歯磨きの仕方
猫がまだ子猫であれば、日頃から口元や口の中を触って口を触られるのを慣れさせておくと、今後歯磨きが楽になるでしょう。
子猫のうちには、口元をよく触っている必要があります。
すでに成猫になっている場合は、ガーゼを使用して歯磨きを行いましょう。
まず、猫の頭をつかみしっかりと固定します。
猫に負担がかからないように、強く押さえつける必要はありません。
そして人差し指にガーゼを巻きます。
猫用の歯磨き粉を少しつけ、猫の口内の奥側から丁寧に拭いてあげましょう。
歯茎から歯磨きをすると、きれいに歯磨きをすることが出来ます。
そして前歯を拭き、歯磨きは終了です。
猫があまりに暴れる場合には、2人がかりで行うと少しか楽に歯磨きをすることが出来ます。