猫の年齢の判断方法(見分け方)
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ペットの猫と一緒に暮らしていると、考えまいとしても「あとどれぐらい、一緒に入れられるのかな」と気になってしまうものですが、そもそも飼っている猫ちゃんの年齢を知っていますか?
ただ単に寿命を心配するだけでなく、一緒に暮らす猫の健康管理のためにも、猫の年齢の見分け方や、人間の年齢と比較する数え方を覚えておくことは大切なことです。
猫との快適な暮らしを長く楽しむためにも、猫の年齢の見分け方や数え方のコツを、しっかり覚えておきましょう。
猫の歯をチェック
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子猫の場合は体重や乳歯か永久歯かなどから大体の年齢が判断できるものですが、成猫、老猫になるとその判断は難しくなります。獣医さんが猫の年齢を判断するのに見るものは「歯の状態」です。
歯茎の状態や歯のすり減り方、歯垢のつき具合から判断するようです。ただし野良猫の場合は栄養状態など変わってくるので、はっきりとした判断は難しいようです。素人には見分け方は難しいですね。
素人が見分けられるのは大まかに子猫の時期と若い猫(1〜6歳)か老猫(7歳〜)かくらいは見分けられるでしょう。
子猫の時期は、生後1週間で体重が200〜250gです。耳が聞こえるようになります。
生後1ヶ月で体重は400〜500g。歩くようになり感情も表し出します。
生後3ヶ月で体重は1〜1.5kg。しつけが完了し里子に出せる時期です。
生後6ヶ月の体重は2.5〜kgほど。乳歯が抜けて永久歯に変わります。去勢や避妊手術もこの頃から行います。
1歳にもなると体重は3.5〜4.5kgほどになりすっかり成猫です。
1歳以上の若い猫は毛にツヤがあります。生後2年が最高に毛がツヤツヤしていてハリがあります。体力があって活発なので運動量が多いです。
おもちゃ遊びや高いところが大好きです。目が澄んでいてにごりがありません。健康な歯を持つ猫は口臭がしません。歯も白く輝いています。
シニア期に入った猫は、動きが鈍くなり、一日中寝てすごすようになります。歯の色素沈着が目立ち始めます。歯垢が目立ち黄ばんできます。犬歯がすり減ってきて、全体の本数も減ってきます。また舌のトゲが欠損してきます。
ヒゲの本数も減ってきたり全体的に短くなってきます。ハリも失われます。
シニア期になると白内障が始まります。目の黒い部分が白く濁ってきます。色々な反応も鈍ってきます。音や匂い動きが鈍ります。