世界最速の動物と言えばチーターですが、実は身近にいる犬もかなり足の速い動物だと知っていたでしょうか?
飼い犬が逃げ出したときなど、わたしたちには到底追いつけないスピードで走っています。
では、人間と犬では走る速度にどれほどの差があるのでしょうか?
今回は犬の世界最速記録や、速く走れる犬種をご紹介します。
犬はどれくらい速く走れるのか?人間と比べてみよう!
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最初に、犬と人間の最高速度ではどれくらいの差があるのかご紹介します。
人間も速く走れますが、犬との差を知るといかに犬に追いつくのが難しいか納得できます。
最速の犬は100mを5秒37で走る
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世界最速の犬はグレートハウンドだと言われています。
時速70kmで走ることができ、100m走に換算すると、5秒37で走れることになります。
この速度は道路を走る自動車よりも上です。つまり、犬が全速力で走れば、交通規制がある中では自動車をどんどん抜いていくことになります。
人間の体力測定に50m走がありますが、50mなら犬はたったの3秒ほどで駆け抜けてしまいます。
人間は100mを9秒58で走る
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人間の世界最速記録は、有名なウサイン・ボルト氏の9秒58です。
これは時速37.58kmで走れることになります。
世界最速の人間も、犬と比べてしまうと半分ほどの速さでしか走れません。
一般的な人間であれば、なおさら犬には勝てないことになります。小型犬であっても、本気で走ればほとんどの人間は追いつくことができず、競争に負けてしまいます。
最も速く走れる犬種は?
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犬が人間よりも段違いで速く走れる動物だと分かりました。では犬の中でも特に速く走れる犬種はどれでしょうか?
ここでは速く走れる犬種をご紹介します。
1位:グレイハウンド
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先ほども紹介したとおり、犬の一番はグレイハウンドです。
手足が長く、なめらかな体と筋肉が特徴的です。最高時速は70kmになります。
2位:サルーキ
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サルーキも細身ですらりと長い体が特徴的です。
ガゼルを狩るために利用されていた犬種であり、最高時速は69kmと言われています。
3位:スルーギ
サルーキと似た見た目をもつ犬種であり、サルーキの親戚とも言われています。
サルーキと同じく細身であり、長い足が特徴的です。こちらもガゼルを狩るために飼育されていたため、サルーキと同じくらいの速さで走ることが可能です。
雑種犬で最も速い犬はどれくらい?
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雑種と一口にいっても、様々な個体がいるのでまとめるのも難しいものですが、かなり速く走れる個体もいます。
2020年の12月に開催された競技会では、100ヤード(約91m)を6.346秒で走りました。
雑種犬でも時速52kmで走ることができたのです。