猫は人間と比べて表情がそこまで豊かではありません。そのため、いつもクールなイメージを与えます。
しかし実は、猫も普通の動物であり、私たちの知らないところで驚いているのです。
そこで今回は、小さなびっくりから大きなびっくりまで、猫が驚いたときの反応をご紹介します。
レベルごとに分類しているので、猫がどこまでびっくりしているか丸わかりです。
猫のびっくり度1:瞳孔が開く
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猫は興奮したときなどに瞳孔が大きくなります。
例えばどこかで大きな音がした場合も、瞳孔を大きくして音が鳴った方向を見つめるはずです。
びっくり度としてはかなり低いですが、その分、日常生活のいろんな場面で見かけます。
猫のびっくり度2:体をこわばらせる
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さらにびっくりしている場合は、一瞬体をこわばらせます。これは、防衛反応が働いた証拠です。
体を丸めてやや引き気味な姿勢になります。すぐにでもその場を離れられるように警戒しているのです。
私たち人間でも、びっくりすると同じようになるので、気持ちがわかるのではないでしょうか?
猫のびっくり度3:横歩き
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びっくりして、その驚きや警戒が続いている場合、いつもとは違った歩き方をします。
体をこわばらせたままで移動するのです。自分の体を少しでも大きくしようと背中を曲げたり、毛を逆立てたりします。
そのような体を見せたまま警戒したいので、自然と横歩きになってしまうのですね。
威嚇と臆病な気持ちが両方あるので、あまり近づかないほうが良いです。
猫のびっくり度4:ダッシュする
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さらにびっくりすると、いきなりダッシュすることがあります。
びっくりしすぎて興奮が抑えられず走ってしまうと言われています。また、その場からすぐに逃げたいという気持ちの表れでもあります。
おうちの中でダッシュされると、かなり荒らされてしまうこともあります。
猫のびっくり度5:ジャンプする
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びっくり度が最高レベルになると、その場で高くジャンプしてしまいます。
猫にとっては、いわば「緊急脱出」なのです。その場から離れようと、反射的に高くジャンプします。
変な表情や態勢であることが多く、思わず笑ってしまう飼い主さんも多いです。猫は本気で驚いているので、少しかわいそうですが、シャッターチャンスでもあるので、猫のびっくりジャンプが撮れたなら、喜んでもいいでしょう。
猫としては穏やかな生活を送りたいはずです。できるだけ、びっくりさせることがないようサポートしてあげてくださいね。