プードルにトリミングはなぜ必要なの?
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プードルにトリミングが必要な理由
プードルという犬種は換毛期がないので、季節の変わり目にいっきに毛が抜けて大変、ということはありませんし、毛がくるくるカールしているので、抜け毛は生えている毛にからまり落ちにくく、床が毛だらけになることもありません。
しかし、毛がくるくるカールしているせいで、少し伸びただけでももつれてしまい放っておくと毛玉がすぐにできてしまいます。
なのでプードルにはトリミングが必要だといえるでしょう。
さらにプードルのトリミングの必要性について解説していきます。
プードルのトリミングの必要性
トリミングをせずにいると、毛が伸びて視界をさえぎったり、プードルの目に刺さったりするのでよくありません。
足の裏の毛が伸びたままだとフローリングで足を滑らせて、足を痛めたりケガの原因にもなります。
毛がからまったままだと、ブラシが通らなくなりブラッシングによる皮膚のマッサージができないため、血行不良から皮膚炎になりやすくなります。
そのことから、プードルにはトリミングが必要になります。
プードルのトリミングの仕方を解説!
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トリミングはトリマーさんにお願いすることもできますが、今回は自分でプードルのトリミングをする仕方についてです。
トリミングの仕方を覚えることができればいつでもプードルのトリミングができますし、トリマーさんにトリミングをしてもらう費用の節約にもなります。
ただし本格的なトリミングは難しいので、あくまで伸びた毛を処理する程度のトリミングの仕方を解説します。
トリミングの仕方①:初めによくブラッシングをしよう!
トリミングの仕方のなかでも、ブラッシングをするのに便利なのがスリッガーブラシです。
ブラッシングの仕方は、犬の皮膚とスリッガーブラシの面が平行になるようにブラシを持ちます。
始めは毛並みに沿ってとかし、同じ要領でおしりから頭のほうへと逆にとかします。
背中→頭→脇→足ととかし終わったら、今度はコームを使って毛玉やもつれがないかチェックします。
内股や脇の下、耳の付け根といった場所は、とかし残しが多いので念入りにチェックします。
毛玉が残っている場合は、指を使って少しずつ裂くようにほぐし、ある程度ほぐれてからスリッガーブラシでとかします。
トリミングの仕方②:シャンプーをしよう!
トリミングの際のシャワーの仕方は温度はぬるめの35℃~38℃に設定します。
シャワーで全体をよく濡らしたら、シャンプーを手に取りよく泡立ててから洗いましょう。
犬の皮膚は弱くて敏感なので、原液を直接皮膚に塗らないようにします。
背中→お腹→おしり→足→顔の順に洗います。
すすぎの仕方は泡がなくなるまでよくすすぎます。
特にしっぽの先側はシャンプーが残りがちになるので、念入りに流します。
洗い終わったら、肩からしっぽ→足→顔の順で手でよく水を切ります。
トリミングの仕方③:ドライヤーをかけよう!
ドライヤーの仕方は風が皮膚に直角になるようにあて、風のあったっている所の毛だけをスリッガーブラシで伸ばしながら乾かします。
乾いてしまうともうカールが伸びないので、スリッガーブラシがとらえている毛だけに風が当たるようにします。
トリミングの仕方④:カットにチャレンジ!
トリミングで用いるハサミはペット用の先のとがってないものを準備します。
使い方はハサミの穴に親指と薬指を入れ、親指だけを動かすようにします。
本格的なカットはかなり難しいので、伸びた所や気になる所だけをカットしましょう。
自信がある方は思いっきりいってください。
でも、おうちでは伸びた分と足の裏や足先のカットくらいにとどめておく方が無難です。
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