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猫パンチの威力は3段階ある!それぞれの威力から読み取れる猫の気持ちを紹介


猫を飼っている人なら、何度か猫パンチを食らったことがあると思いますが、いつも同じ威力ではなかったはずです。チョンチョンと触るようなソフトなものから、「痛っ!」と思わず叫んでしまうハードなものまで、猫は気持ちに合わせて威力を加減します。

力加減だけでなく、器用に前足をスナップさせて威力を増したり、爪を出して破壊力をあげたり、状況や気持ちに合わせてパンチに変化もつけます。

ですから、猫パンチのやり方や威力を観察すると、猫が本気で怒っているのかそれともじゃれているのか、やめてほしいと思っているか、それとも何かを欲しがっているのかなど、猫の気持ちや要求を読み取ることができます。

では早速、猫パンチの威力を「弱」「中」「強」の3段階に分けて説明していきます。

「弱」の時:じゃれている

おもちゃで遊ぶ猫

pixabay.com

猫パンチの威力が一番低い「弱」の場合、パンチというよりタッチという表現の方がしっくりきます。手の動きはパンチと一緒ですが、チョンとかトントンという感じでゆっくり優しく触れてきます。

爪も出ておらず力も入っていないので、パンチされても痛くも痒くもありません。むしろ「ねえねえ」と呼ばれた感じで「なあに」と優しく応えたくなる感触です。

弱パンチの時は一発だけではなく、トントン・チョンチョンという感じで連続するのも特徴です。

猫の気持ち

このような弱のパンチをする時、猫はご機嫌です。何かに興味津々になっていたり、ひとりで楽しく遊んでいたり、飼い主さんにかまってと甘えていたり、とにかく楽しい気持ちです。

対象物目がけて「これ何かな?」という感じで前足をスーと伸ばし、チョンと触ってすぐに引っ込め、触っても大丈夫なのを確認してまた手を伸ばし、今度はチョンチョンとタッチし、楽しそうに目をクリクリさせながら反応を見ています。

弱パンチの時は、対象物の安全を確認したり、新しい遊び方を見つけたり、ワクワクドキドキしているので、観察しているとこちらまで楽しい気持ちになります。弱パンチの対象が自分で、可愛くじゃれられるとメロメロになってしまいますね。

「中」の時:不快に感じている

猫

pixabay.com

「中」強度のパンチの場合は「やめて!」という気持ちがこもっていて、多少なりとも痛いと感じるほど威力があります。シュッと勢いよく当ててきますし、爪を出すこともあるので、下手すると怪我をします。

楽しそうにじゃれている弱パンチとは異なり、中段階に入ると猫の表情も険しく、イライラした感じが全身から漂います。チョンチョンではなく、パン!という感じで一発命中を狙ったパンチです。

同居猫と遊んでいたのがエスカレートして喧嘩に発展した場合などは、弱パンチから中パンチへと切り替わるので、観察していると違いがはっきりわかります。

飼い主さんと遊んでいても、興奮しすぎると中パンチになる可能性はあるので、まずは手で遊ばないようにすることが大切です。もしパンチが激しくなってきたらすぐ遊びを中止するようにして下さいね。

猫の気持ち

「中」パンチをする時の猫は、何かに不快に感じている不機嫌な状態です。嫌いな人が近づいてきた時に「これ以上近づくな!」という警告だったり、飼い主さんが抱っこしたり撫でている時に「もう触らないで!」「開放して!」と訴えたりするために使います。

猫が甘えてきたから撫でていたのに、急に猫パンチを食らったという経験は皆さんあると思いますが、猫の気分はそのようにとても変わりやすいです。

撫でてほしいのはあくまでも自分が望む時間だけで、少し撫でてもらって満足すれば、それ以上は不快でしかありません。

自分が望む以上に拘束されたり、自分が触られたくないところを撫でられたりすると、イライラして「もうやめろ!」という気持ちを中パンチでぶつけてきます。

「強」の時:ダメージを与えたい

獲物を狙う猫

pixabay.com

「強」段階に入ると、相手にダメージを与える威力があります。主にこのパンチを繰り出すのは、獲物を仕留める時や敵を攻撃する時です。

猫は鳥やネズミなどを獲物として狩りを行いますが、強力な猫パンチは小動物なら気絶したり、死んだりするほど強力です。

慎重なハンターである猫は、物陰に隠れて気づかれないように獲物に近づき、飛びかかるようにパンチして相手を弱らせ、反撃されないことを確かめてから噛み付いてとどめを刺します。そうすることによって、反撃による負傷を防ぎます。

さらに、猫同士の縄張り争いが勃発した時には、強パンチで自分の強さを誇示し、縄張りを死守しようとします。そのような場合、鬼のような形相で毛を逆立て、シャーと威嚇しながら、ものすごい勢いでボクサー顔負けのパンチを繰り出すことでしょう。

猫の気持ち

「強」パンチをする時の猫の気持ちは「怒り」や「敵意」「仕留めたい」「生きるために必要」など、何かと緊迫している状態です。

この段階に入った猫は攻撃的なので、飼い主さんといえども容赦ありません。むやみに手を出して止めさせようとすると大怪我をするので、猫の気持ちが落ち着くまではそっとしておくようにしましょう。

動物病院に連れて行く時など猫が死ぬほど嫌なことをしようとすると、必死の抵抗でこの強パンチが飛んでくることもあるので、バスタオルで包むように抱きかかえたり、キャリーに誘導するなど、距離感に注意して下さいね。

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