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“かわいそう”は勝手な思い込みだった⁉猫にもケージは必要といえる4つの理由とは


実際にケージを使用して猫を飼育している家庭は約4割といわれています。「ケージに入れるのは少しかわいそうな気がする」という方も少なくないでしょう。

しかし、猫には「狭い所で安心する」という基本的性質があります。四方を柵で囲まれたケージは、猫にとってまさに理想的な場所です。人から見たら狭くて窮屈なケージでも、猫から見たら安心できる居心地の良い場所になるのです。

もちろん、ケージに長時間閉じ込めたままにしたり、罰としてケージに入れたりという間違った使い方は、猫にストレスを与えるので絶対に避けるべきです。

正しく使ってあげると、猫にとって居心地の良い場所を作ってあげられることになるので、ぜひ猫目線で飼育環境を見直してあげてください。

これから、猫にとってケージにはどんなメリットがあるのか、詳しくご紹介していきます。

安全確保ができる

ケージの中の猫

pixabay.com

家の中には危険がいっぱい潜んでいます。猫が人間の食べ物やサプリメント、落ちている小さな部品などを誤飲してしまうアクシデントは後をたちません。

さらに、電気のコードをかじって感電したり、カーテンに爪が引っかかって怪我をしたり、お風呂で溺れたり、吹き抜けから転落したりと、完全室内飼育の猫が家の中で怪我をするケースはとても多いです。

飼い主さんが家にいても目を離した隙に起きてしまうこともあるのですから、家を留守にする間は余計に心配です。フリーに家中を歩き回ると、猫がどんな危険に遭遇するか想像してください。

安全に気を配っていても、「まさかそこに登るとは思わなかった」「うっかり開けっぱなしにしてしまった」という思わぬ事態は起こってしまいます。

忙しい時や出かける時には整えられたケージに入れて安全を確保してあげる方が猫のためになります。

安心できる

ケージの中の猫

pixabay.com

自由に歩き回らせている猫でも、家具の隙間や椅子の下・カーテンの間や箱の中など、自分しか入れないような細い隙間や、四方を囲まれた狭いスペースをお気に入りの場所にしていることは多いです。

また猫は、知らない人が来たり、怒られたり、大きな音がしてびっくりしたりすると、狭い場所に逃げ込みますよね。それは狭い場所にいると、身の安全が確保されていると思え、落ち着けるからです。

もちろん猫は自由に動き回ることも好きですし、人に束縛されることを嫌います。しかし、本当に安心できる狭いプライベートゾーンを持つことも精神衛生上欠かせません。

「ここに入れば安心!」と思えるケージがあることは、猫にとってとても心強いことなのです。

非常時のストレスが軽減される

病院にいる猫

pixabay.com

ケージに慣れていないと、いざという時に困ります。例えば、病院に入院する時にケージを嫌がって鳴き続けたり、ペットホテルに預けた時にストレスから衰弱したりと、いろいろな不都合が発生します。ただでさえ外泊というハードルがあるのに、慣れないケージがさらい高いハードルとして加わってしまいます。

病気になると獣医師は、「体調回復のためにケージに入れて静かに過ごすこと」をすすめます。病気になって初めてケージを使用するとなると、回復を始める前にケージにならすということから始めないといけなくなるので負担が大きいです。

また、近年自然災害が頻発していますが、避難所ではケージでの生活が強いられます。猫にとっても、被災は現実問題です。災害時の逼迫した先が読めない不安な状況で、愛猫がケージを嫌がって暴れたり精神的に衰弱したりすると大変です。

そんなことにならないためにも、普段からケージに慣らしてあげ、非常時の負担を軽くしてあげましょう。

他の猫と仲良くできる

ケージの中の猫

pixabay.com

もし、複数の猫を飼っているなら、各猫専用のケージを用意することをおすすめします。なぜなら、まずお互いに慣れさせて仲良く暮らすのに、ケージが重要な役割を果たしてくれるからです。

初顔合わせの時は、お互いに神経がピリピリして、警戒しまくります。そんな時に、安心できるスペースであるケージがあると、気持ちが落ち着き余計な攻撃をしなくなります。

猫は縄張りを持つ動物ですので、徐々に慣れてきたとしても、ケージによってそれぞれの猫の縄張りをはっきりさせることは大切です。

各猫がプライベートゾーンを持つことによって無駄な争いを防ぎ、仲良く遊ぶ姿を楽しむことができるようになります。

ですから多頭飼育を考えている方は絶対に、猫ごとの専用のケージを用意するとともに、専用のベッドやおもちゃも入れてあげてください。

まとめ

以上の理由から明らかなように、猫をケージに入れるのはかわいそうなのではなく、むしろケージを用意しない方がかわいそうなのです。

もちろん、ケージに長時間閉じ込めたままにしたり罰としてケージに入れたりという間違った使い方は、猫にストレスを与えるので絶対に避けるべきです。

しかし正しく使用すれば、ケージがあることによって安全が確保され、安心でき、いざという時にもストレスが軽減されるなど、猫にとって多くのメリットがあります。思い込みを捨てて、上手にケージを利用しましょう!

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