ペットといえば「猫」と考える人は多いでしょう。それだけ猫は皆から愛されており、たくさんの猫種も存在します。当然人気な猫種も出てくるものです。今回は、最近の猫種ランキングをご紹介します。
第1位:スコティッシュフォールド
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ランキング1位に輝いたのは、イギリス原産のスコティッシュフォールドです。
愛玩猫として非常に高い人気を維持しており、過去のランキングでも上位をずっとキープしています。
特徴
「折れ曲がり」を意味する「フォールド」が名前に含まれているように、丸くて前方に折れ曲がった耳が特徴的です。
加えて、顔や身体も丸みを帯びており、独特の可愛らしさを醸し出しています。その特徴からフクロウのようだといわれることもあります。
性格
とても穏やかな性格であり、あまり鳴かないという特徴があります。また、甘え上手で人懐っこいので、飼い主さんたちと一緒に過ごすのが大好きです。
その性格から「犬のような性格」といわれることもあります。
第2位:マンチカン
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北アメリカを起源とするマンチカンが第2位です。
胴長短足という特殊な身体が人気を博し、歩き方が「可愛い」として多くの飼い主さんを魅了しています。
特徴
「ダックスフントのような体型」だといわれており、やはり短い足が特徴です。体重は2~4キロほどで、猫種の中でもやや小さめになります。
被毛やカラーのバリエーションは豊富で、長毛種もいれば短毛種も存在します。中には、通常と同じ足の長さのマンチカンも存在します。
性格
比較的おとなしい性格であり、多頭飼いでも問題ありません。
また、好奇心が強い方なので、おもちゃで遊んであげると喜んでくれます。
第3位:アメリカンショートヘア
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幅広い世代から根強い人気を誇るアメリカンショートヘアが第3位にランクインしました。
日本では1990年代後半から人気が上昇しはじめ、現在では「アメショー」と呼ばれるほど親しまれています。
特徴
中型の猫であり、足が大きくがっしりとした体格です。
被毛は短いながら、やや厚めに覆われており、安定感のある見た目をしています。日本ではシルバーの地毛に黒の模様がかかったカラーが一般的ですが、その他のバリエーションも存在しています。
性格
基本的には明るく賢いのですが、やや慎重なところもあります。
そのため、家族以外の人間には強い警戒心を抱くこともあるようです。仲良くなった後は深い関係を築けるので、家族が多い飼い主さんに向いています。
第4位:ノルウェージャンフォレストキャット
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ノルウェーで非常に有名な猫が日本の猫種ランキングでも上位を得るようになりました。
「ノルウェーの森林猫」という名前であり、ノルウェーのような寒冷な気候にも適応する長毛種です。
特徴
身体はやや大きめで、全体的には細身でありながら、たくましさも備えた体つきをしています。
ダブルコートの長毛がしっかりと生えているため寒さに強いですが、被毛のお手入れはこまめに行う必要があります。
性格
知的かつ穏やかな性格をしています。また、非常に忍耐強いことで有名で、ストレスにも強いとされています。
ただし、寂しがり屋な側面もあるので、飼い主さんは適度に構ってあげる必要があるでしょう。
第5位:ブリテッシュショートヘア
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ブリテッシュショートヘアはローマ人がイギリス諸島に運び込んだローマの猫が起源となっています。
歴史ある猫も高い人気を維持しています。
特徴
被毛が大きな特徴となっています。名前の通り短毛種であり、短く整った美しいブルーの被毛が印象的です。ブリテッシュショートヘアの人気の秘密は、この美しいブルーのカラーにあるといっていいほどでしょう。
身体はがっちりしており、重量感があります。
性格
静かなで穏やかな性格をしており、絆が形成されると深い関係になりやすいです。
一方、触られるのを嫌がる側面も持ち合わせており、「独立心が強い」との評価を受けることもあります。