愛犬の健康に大きくかかわってくる食生活。主食であるドッグフードは健康を維持するために重要です。
少しでも体に良いものをとさまざまなドッグフードを試している人もいるかもしれません。
どんなドッグフードが愛犬の健康に良いかわからないという飼い主さんに、なぜ国産が良いとされているのかを解説します!
また当サイトで厳選した10個の国産ドッグフードをランキング形式でまとめましたので、ぜひドッグフード選びの参考にご利用ください。
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国産の高級ドッグフードだから安全(良質)とは限らない?
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愛犬のために体に悪いものが含まれていないドッグフードを選びたいと考えますよね。ドッグフード選びの中で、特に多くの飼い主さんから支持を集めているのが、国産のドッグフードです。
多くの海外のドッグフードは船便を利用して日本に入荷します。アメリカやヨーロッパなどさまざまな生産工場がありますが、2週間から3週間程度はコンテナで輸送されてくることになります。
コンテナでも適切な温度管理をして、日本に入荷後はすぐに定温倉庫に移して保管しているのであれば品質もキープできるでしょう。しかし、中には輸送時のコンテナ内が高温になり、ドッグフードの品質が落ちてしまうこともあります。そういったリスクを避ける意味では、国産のドッグフードは安全と言えます。
しかし、国産だから常に安全なものであると思い込むのは危険です。国産であっても外国産であっても、商品ごとに使用されている原材料を見て選ぶようにしてください。
安全な愛犬のドッグフードの選び方
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安全な国産ドッグフードを選ぶときのポイントは以下の4点です。
- 不要な添加物が入っていない
- 4Dミートが使われていない
- 小麦や大麦などの穀物が主原料ではない
- 産地が明確にわかる
ドッグフードの原材料名を見ると使用されている原材料と添加物の名称が、配合量が多いものから記載されています。
その中に愛犬の体に合わないもの、悪い影響を与えるものが入っていないかチェックすることで、安全な国産ドッグフードを選ぶ指針になるでしょう。
不要な添加物が入っていない
ドッグフードにはさまざまな添加物が含まれています。
ただし、「添加物が入っている=悪いもの」というのは思い込み。目的によって含まれている添加物は異なり、大きくは以下の種類に分けられます。
1.栄養を担保するための栄養強化剤
2.長期保存するための防腐剤や酸化防止剤
3.食いつきを良くするための香料
4.外見を良くするための着色料・発色剤
ここで注意すべきは「香料]や「着色・発色剤」です。
香料は食いつきを良くするために重要な役割ですが、本来元の食材が良ければ加えなくてよい添加物の為、気になる方は避けましょう。
また犬は人ほど色覚が発達していない為、色をつけても食いつきに影響はほぼ無いとされています。
つまり「着色・発色剤」は飼い主さんが買いたくなる見た目にすることを目的に使われている添加物となります。
愛犬に良い効果は見込めない為、着色料・発色剤が入っていないドッグフードをオススメします。
4Dミートが使われていない
4Ⅾミートとは人間の食用には適さない食材を意味しています。
- DEAD(屠殺以外で死んだ動物の肉)
- DISEASED(病気の動物の肉)
- DYING(死にかけの動物の肉)
- DISABLED(障害がある動物の肉)
上記の頭文字を取ったもので、原材料表記でミール(チキンミール/家禽ミール等)や肉副産物と記されているでしょう。加工時には薬品等で匂いをごまかしたり、健康に害がないように加工されたりするとしても、愛犬に与えるには不安がある飼い主が多いのではないでしょうか。
好ましい原材料としては「牛肉」や「チキン生肉」のように具体的な表記があるものが挙げられます。また、「ヒューマングレード」として人間が食べられる品質をアピールしているドッグフードも数多くあります。
愛犬の体を考えたドッグフードは原材料からスタートします。ドッグフードを選ぶときには値段だけでなく安全性や健康への影響を考えて選びましょう。
小麦や大麦などの穀物が主原料ではない
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ドッグフードの原材料をよく見るとトウモロコシや小麦、大麦などの穀物が含まれたドッグフードが多いことに気づくでしょう。
犬は元々肉食なので、穀物類は消化が悪いとされています。栄養価も低いものが多いです。
加えて、穀物によって消化不全などのトラブルを引き起こす可能性もあるでしょう。
もちろん穀物が入っているから良くないドッグフードというわけではありません。しかし、穀物の過剰摂取はアレルギー発症の原因になるケースもあります。
多少穀物が含まれているならまだしも、穀物の比率が高いドッグフードはあまりおすすめできません。
できるだけ主原料が肉や魚のドッグフードを選ぶようにしてください。
産地が明確にわかる
国産のドッグフードを購入されたい場合、原材料の産地もチェックされているでしょうか。
原産国が日本になっていたとしても、それは最終的な加工が行われた場所が日本で、海外から輸入した原材料を使っている可能性もあります。または加工の途中まで海外で、仕上げのみ日本で行っているかもしれません。
外国産のドッグフードであってもそれ自体が問題ではなく、むしろ原材料の産地、仕入れ先がわからない国産のドッグフードのほうが注意するべきでしょう。
国産というブランドだけでなく、原材料の産地や仕入れ先も公開しているドッグフードを選ぶようにおすすめします。
国産ドッグフードおすすめ10選
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国産のドッグフードにはさまざまなものがあります。その中から当サイトの安全の基準をクリアしたドッグフードを紹介します。国産で安全性の高いドッグフードを探している人は参考にしてみてください。
1位:サクラペットフード
特徴
サクラペットフードはできたての美味しいフードを食べさせたいという人におすすめのドッグフードです。工場で出来立て新鮮のもの脱酸素剤入りのフレッシュパックで届けてくれるので、防腐剤や人口の保存料は使っていません。
関節の動きを滑らかにするグルコサミンやコンドロイチンを配合し、愛犬の健康をサポートしてくれます。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
2035円(税込) | 0.8Kg | 日本 |
主原料 | ||
肉類〈ビーフ(骨・皮・内臓を含まない)、豚レバー、鶏レバー |
2位:馬肉自然づくり
特徴
馬肉自然づくりの原料は人間用に捌いた馬肉の端材。鮮度にこだわる馬刺し専門店が、人間用と同じ鮮度の馬肉を贅沢に使用してドッグフードにしました。その日の気温や湿度にまでこだわって毎日製造方法は微調整されています。
また、人間用として最高レベルの厳しい検査をクリアした馬肉のみを使っているため、愛犬に安心して与えることができます。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
3300円(税込) | 1Kg | 日本 |
主原料 | ||
馬肉、鶏肉、玄米 |
3位:Dr.ケアワン
特徴
Dr.ケアワンは、動物栄養学博士やペット栄養管理士、獣医師などワンちゃんの栄養の専門家が監修したドッグフードです。
悪い添加物は使わず、高品質低カロリーな新鮮若鶏肉を使用しました。さらに消化吸収に良いとされる玄米大麦を配合して愛犬の健康をサポートします。
アントシアニンやポリフェノールといった抗酸化成分を配合することでワンちゃんの免疫力をキープして、病気や肌トラブルから守ります。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
4125円(税込) | 0.8Kg | 日本 |
主原料 | ||
鶏肉、大麦、玄米 |
4位:UMAKA
特徴
UMAKA(美味華)は水たき料亭「博多華味鳥」が、人も食べられる確かな素材を厳選して作ったドッグフードです。九州産華味鳥を100%使用して、保存料や着色料は一切使用していません。
乾燥肉ではなく、水分が多い生肉だけを使っているので、形にはばらつきがあります。またビフィズス菌やオリゴ糖を配合することで健康の維持を助けてくれるので、おなかの調子が悪い愛犬にも適しています。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
3652円(税込) | 1.5Kg | 日本 |
主原料 | ||
鶏肉、大麦、玄米 |
5位:このこのごはん
特徴
このこのごはんは小型犬の悩みを解消するやさしいごはんです。高たんぱく低脂肪で、人間も食べられる健康レシピで作られています。
粒も小型犬が最も食べやすいサイズで、凝固剤を使っていないため、ややいびつな形をしています。
鳥のささみやレバー、マグロ、鹿肉をバランスよくブレンドして、野菜や海藻類、フルーツもたっぷりブレンドされたフードです。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
3850円(税込) | 1Kg | 日本 |
主原料 | ||
鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米 |
6位:ZEN
特徴
ZENは主原料を国産にこだわったドッグフードです。新鮮な鹿やイノシシの生肉、鮮魚のほか厳選して農作物を低温調理することで、素材本来のおいしさや栄養をそのままにして製造しました。合成保存料や着色料、香料無添加で仕上げています。
また各臓器の健康維持に配慮した機能性原料を配合しているので、健康サポートにも適したドッグフードです。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
5323円(税込) | 0.7Kg | 日本 |
主原料 | ||
日本鹿生肉、あずき、乾燥さつまいも |
7位:ナチュロル
特徴
ナチュロルはペット栄養管理士と共同開発して生まれたドッグフードです。グルテンフリー、グレインフリーで新鮮生肉が55%とたっぷり入っています。
世界で初めて安定・持続型ビタミンCを高配合することで、健康をサポートします。またビタミンCの体内リサイクルを有効にする天然バイオフラボノイドを同時配合して体内から愛犬を支えてくれます。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
3882円(税込) | 1.7Kg | 日本 |
主原料 | ||
新鮮牛生肉(北海道・兵庫県産)・新鮮鶏生肉(兵庫県産)・新鮮馬生肉(カナダ産)・新鮮魚生肉(兵庫県産) |
8位:YumYumYum!(ヤムヤムヤム)
特徴
YumYumYum!はプレミアムペットフード専門店の「GREENDOG」が作りました。顔が見える生産者から安心で新鮮な国産食材を仕入れて、不要な添加物は一切使わないヒューマングレードのドッグフードです。
獣医師による栄養バランスに優れたレシピを使用しています。大切な家族の一員に必要な栄養をバランスよく与えるために適したドッグフードです。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
3953円(税込) | 0.9Kg | 日本 |
主原料 | ||
鶏肉・大麦・玄米 |
9位:iDish
特徴
愛犬の健康と真剣に向き合って、商材や配合内容を厳選して生まれたのがiDishのドッグフードです。
「体内環境を整え」、「健康な栄養を届ける」をコンセプトに、生産者と獣医師、栄養管理士の協力のもとにして、時間をかけて作られました。胃袋に入った時にすぐに溶けて消化が早くなるように、お湯に溶けやすい設計になっています。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
8756円(税込) | 0.5Kg | 日本 |
主原料 | ||
生肉(鶏肉、魚肉、豚レバ |
10位:ヴィジョンズ
特徴
ヴィジョンズのイー・チキンは鶏肉の中でも最も高たんぱくな鶏むね肉を使用。他のドッグフードと違って生肉、生野菜を高温加熱することなく時間と手間をかけて調理しています。こだわりのレシピで、大事な栄養素を壊すことなく愛犬に届けることができるでしょう。
どんな犬にもおすすめのドッグフードですが、体を温めると、主に消化をサポートして必要な栄養素を補給できるため、胃腸の働きや腎機能が気になる犬にはとくにおすすめです。
1kg当たりの価格 | 容量 | 原産国 |
---|---|---|
2063円(税込) | 0.8Kg | 日本 |
主原料 | ||
※ビーフ&フィッシュの場合:生肉(仔牛肉、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ) |
国産ドッグフードおすすめ10選比較表
商品名 | 1位:サクラペットフード | 2位:馬肉自然づくり | 3位:Dr.ケアワン | 4位:UMAKA | 5位:このこのごはん | 6位:ZEN | 7位:ナチュロル | 8位:YumYumYum!(ヤムヤムヤム) | 9位:iDish | 10位:ヴィジョンズ |
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商品画像 | ||||||||||
価格(税込) | 1628円 | 3300円 | 3300円 | 5478円 | 3850円 | 3726円 | 6600円 | 3558円 | 4378円 | 1650円 |
容量 | 0.8Kg | 1Kg | 0.8Kg | 1.5Kg | 1Kg | 0.7Kg | 1.7Kg | 0.9Kg | 0.5Kg | 0.8Kg |
1Kg当たりの価格 | 2035円 | 3300円 | 4125円 | 3652円 | 3850円 | 5322円 | 3882円 | 3953円 | 8756円 | 2062円 |
主原料 | 肉類〈ビーフ(骨・皮・内臓を含まない)、豚レバー、鶏レバー | 馬肉、鶏肉、玄米 | 鶏肉、大麦、玄米 | 鶏肉、大麦、玄米 | 鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米 | 日本鹿生肉、あずき、乾燥さつまいも | 新鮮牛生肉(北海道・兵庫県産)・新鮮鶏生肉(兵庫県産)・新鮮馬生肉(カナダ産)・新鮮魚生肉(兵庫県産) | 鶏肉・大麦・玄米 | 生肉(鶏肉、魚肉、豚レバ | ※ビーフ&フィッシュの場合:生肉(仔牛肉、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ) |
原産国 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 |
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国産のドッグフードも原材料などを見て良質なものを選ぼう
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ドッグフードは国産であればよいという単純なものではありません。大切なのは、その製品がどのような環境で、どのような原材料から作られているかという点です。
その製品が持つ特性を知ることで愛犬との相性を知ることができます。それぞれのドッグフードの特徴や合う犬のタイプを見極めながら、自分の愛犬にぴったりな国産ドッグフードを選びましょう。