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グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介


The great swiss mountain dog standing in the grass.

studio37th/shutterstock.com

名称:グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ
性格:用心深く温厚で、周囲の人に愛情を注ぎ、見知らぬ人には物怖じしない
寿命:8~11歳
体重:38.5~63.5kg
体高:60~72cm
毛色:トライカラー
値段相場:希少犬種のためペットショップでの取扱いはほとんどなし、ブリーダー不明






グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ Greater Swiss Mountain Dog

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ Greater Swiss Mountain Dog

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ Greater Swiss Mountain Dog

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ Greater Swiss Mountain Dog

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ Greater Swiss Mountain Dog























グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの性格

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブ(JKC)によると、、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグはスイス原産の犬です。成犬になると60kgを超えることもある超大型犬です。

体型や被毛のカラーは、同じくスイス原産の山岳犬バーニーズ・マウンテン・ドッグとよく似ており、短毛のバーニーズ・マウンテン・ドッグにも見えます。バーニーズ・マウンテン・ドッグが日本でもよく知られているのに対し、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグはほとんど飼育されていません。ジャパンケネルクラブには2014年に初めて登録されています。

性格は温厚で落ち着きがあり、家族に愛情深く、人と一緒に過ごすことが大好きです。一方で用心深く、優秀な番犬でもあります。穏やかさと力強さの両方を兼ね備えた犬だといえるでしょう。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの平均寿命

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは超大型犬です。平均寿命は小型犬・中型犬に比べて短く、8~11年ほどとなっています。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの平均体重

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの平均体重は、オスが52~63.5kg、メスが38.5~50kgほどです。オスのほうがメスより大型になる傾向があります。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの平均体高

ジャパンケネルクラブにおいて、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの体高はオスが65~72cm、メスが60~68cmとされています。後肢で立ち上がれば人間よりも大きく見えるでしょう。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの毛色(カラー)

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは、典型的なトライカラーの被毛を持っています。ブレースからマズルにかけては白く、それが喉や胸まで続いているのが特徴です。

トライカラー
great swiss mountain dog on the beach

otsphoto/shutterstock.com



  • トライカラー


グレーター・スイス・マウンテン・ドッグが成犬になるまでの期間

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは超大型犬ですので、時間をかけて成犬になります。成犬になるまでには18~24カ月ほどかかります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの鳴き声

かつては番犬として用いられていた歴史を持つグレーター・スイス・マウンテン・ドッグは、個体差がありますが吠えやすい傾向にあります。無駄吠えのしつけはかなり重要だといえるでしょう。見た目と同様に吠え声も堂々としています。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグがかかりやすい病気

病名時期と症状治療費
胃捻転胃の中にガスがたまったり、食後に運動したりすることで胃がねじれてしまう病気。10~30万円
股関節形成不全急激に成長することによって骨と筋肉のバランスが崩れ、股関節が変形してしまう遺伝性の病気。15~40万円
脾臓捻転脾臓がねじれ血行障害が起こる病気。15万円~
関節炎加齢や体重増加などにより関節に炎症が起こる。根本的な治療法はない。症状による

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグはスイスの山岳犬ですので、暑さに弱い犬種です。夏は高温多湿になる日本で飼うのであれば、熱中症予防に細心の注意を払わなくてはいけません。

犬は気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意必要があります。陽気を感じる季節になったら、窓を開けて風を通し熱がこもらないようにするなどの対策を始めましょう。

暑い日は日中の散歩を避け、気温の下がった時間帯にします。アスファルトやコンクリートなど、夜になっても熱いままの場所を歩かせるのはやめましょう。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの体臭

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは、臭いやすい犬ではありません。体は大きいものの被毛の手入れは簡単で、臭いケアには手間がかからない犬種です。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの飼い方

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは暑さに弱く、人のそばで過ごすことが好きな犬ですので、室内飼いが適しています。
しかし、体の大きさに見合った十分なスペースが必要なことから、一般的な集合住宅での飼育は難しいでしょう。

また超大型犬であることから、病気や高齢になり動けなくなってしまった時のことを考えると、移動は車になるでしょうから、車を所有していないと飼うのは難しいといえます。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグが肉体的にも精神的にも成熟するのには、4~5年かかるともいわれています。
やんちゃで活発な子犬期でも体は大きく、思わぬトラブルが起きる覚悟をしておく必要があります。

大型犬の飼育に慣れている経験者向きの犬種だといえるでしょう。

ドッグフードの量・回数

基本的に成長に合わせた総合栄養食を、記載量の通りに与えていれば問題ありません。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分け、ふやかして与えます。
成犬になれば基本的には1日2回で問題ありませんが、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは胃捻転になりやすい犬種のため、可能であれば3回に分けて与えます。

胃捻転の予防のためには、一度にたくさん食べさせない、食べてすぐは運動させないといった日ごろの対策が重要です。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく・ニラ・玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。
でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。
今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。



  • 柑橘類
  • 酢類
  • スパイス類
  • クセのある葉物野菜


抜け毛の量

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの被毛は短いダブルコートです。手入れはしやすく、通常は週に1回ほどのペースでラバーブラシなどを用いてグルーミングしましょう。

格別に毛が抜けやすいというわけではありませんが、超大型犬ですので、抜け毛の量そのものは多いと感じるかもしれません。春や秋の換毛期にはブラッシングの回数を増やし、死毛をしっかりと取り除きます。
コートの健康を維持し、毛づやを出すためにも日々の手入れが重要です。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

お風呂の入れ方

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグをお風呂に入れることは、抜け毛対策のためにも重要です。被毛の清潔さを保つためにも、定期的にシャンプーしてあげましょう。

とはいえ超大型犬のため、日本の一般的なサイズのバスルームでは手狭なこともあります。そんなときは庭などの屋外で洗えるようにしておくといいでしょう。お風呂に入れる前にはブラッシングをして、ある程度汚れを落としつつ毛並みを整えておきます。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの子犬のお風呂の入れ方



  1. 怖がらないようおもちゃなどで遊ばせつつ、やさしく声をかけながら、ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。

  2. シャンプーを泡立てて洗っていきます。飽きたり怖がったりすると動き回ることがあるため、手早く行います。顔や鼻には水がかからないように注意します。顔は濡れたタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。

  3. 洗い終わったら泡をきれいに流し、しっかりとタオルドライします。

  4. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。


グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの成犬のお風呂の入れ方



  1. ぬるま湯でお尻のほうから濡らしていきます。

  2. シャンプーを泡立てて洗っていきます。顔や鼻には水がかからないように注意し、耳の中にも水が入らないようにしましょう。顔は濡れタオルなどで拭くにとどめるか、最後に洗います。

  3. 洗い終わったら泡をきれいに流し、しっかりとタオルドライします。

  4. 送風口から30cm以上離してドライヤーで乾かします。


最適な散歩時間



タフな犬種ですので、体力に見合った量の運動が必要です。1日あたり少なくとも1時間程度は散歩に連れていってあげましょう。長めの散歩が難しいときは回数を増やすなどして対応します。
思い切り走るようなハードな運動よりも、高原でハイキングをするなど、ゆったりとしたペースで体を動かすことに向いています。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは荷車を引く役目を担っていたほど力が強いため、もしも散歩中に飼い主が引っ張られてしまっては危険が伴います。落ち着いて散歩ができるようにしつけ、首輪やリードも力の強い大型犬用の丈夫なものを使用しましょう。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグのしつけ方法



グレーター・スイス・マウンテン・ドッグはしつけが難しい犬ではありませんが、頑固な一面を持っているため、根気よく取り組んでルールを覚えさせる必要があります。
トレーニングは短時間で集中して行い、上手にできたときは褒めます。食べることが大好きですので、おやつなどのごほうびをあげるやり方が効果的です。

超大型犬ゆえに、飼い主がコントロールできなければ重大なトラブルを起こしかねません。飼う際には飼い主にもしつけに関する正しい知識が必須だといえます。

超大型犬は何かあってからでは遅いので、超大型犬を得意とするしつけ教室へ預けたり、プロの手を借りたほうがいいでしょう。

トイレのしつけ方

室内で犬を飼うときに重要なのがトイレのしつけです。グレーター・スイス・マウンテン・ドッグの子犬を迎えたらすぐにトイレのしつけをしましょう。
しつけの開始時期が遅れると、犬が勝手にトイレの場所を決めてしまい、矯正するのが難しくなってしまいます。トレーニング中に失敗したときは淡々と片づけ、イライラしないのが大切です。

もし、里親制度や保護犬譲渡制度を利用して成犬を引き取るのであれば、子犬以上に根気よくしつける覚悟が必要です。成犬になると排泄回数が減るぶん、トレーニングには時間がかかります。ただし日本国内にはほとんどいない希少犬種ですので、成犬を迎える機会はないかもしれません。



  1. トイレとして使う場所をケージなどで囲い、ペットシーツをセットする

  2. 犬に落ち着かない様子が見られたら、「トイレ」と声をかけながらトイレに誘導

  3. 成功したらサークルから出し、たくさん褒める

  4. 「褒められてうれしい」という経験を積み重ねていくことで、トイレの場所を覚えさる


無駄吠えのしつけ方法

荷物運搬犬のほか番犬としても用いられてきたグレーター・スイス・マウンテン・ドッグは、やや吠えやすい犬種だといえます。特に他者の気配などに敏感ですので、警戒心から吠えることもあります。

吠えて知らせる事を仕事としてきた為、癖になって無駄吠えにならないようしつけが必要不可欠です。ある程度は吠えても問題ない環境で飼うべきでしょう。



  1. 吠え始めたら注意深く観察し、なぜ吠えているのかを探る

  2. 玄関のチャイムなど物音を警戒して吠えているのであれば、チャイムの後におやつをあげるなどして喜ばせ、音に対する警戒心を取り除く

  3. 何かを要求しているのであれば、あえて犬の前から姿を消し、吠えなくなってからおやつをあげるなどして「吠えるのをやめるといいことがある」と教える

  4. 人に対して吠えるのであれば、その人からおやつとあげてもらうなどして、安心させる


噛み癖のしつけ方法

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは攻撃的ではないものの、口がかなり大きいため、万が一人間やほかの犬を噛んでしまっては重大なケガをさせてしまいかねません。
超大型犬が人間社会の中で暮していくには、噛んではいけないものをしっかりと教え、周囲を怖がらせないことが必要です。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。
噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。



  1. 「恐怖」「ストレス」「要求」など、噛む原因を探る

  2. 恐怖心から噛むときは、スキンシップを取りつつ怖いと思わせる原因を取り除く

  3. ストレスから噛む場合は、散歩の時間や回数を増やすなど、ストレスの原因を取り除く

  4. 何かを要求して噛むときは無視して犬の前から姿を消すなど、噛むと遊んでもらえないことを教える


待てのしつけ方法

犬の行動をコントロールするための「待て」は、いたずらをやめさせるときなどに役立つしつけです。ドッグランやドッグカフェ、動物病院など、社会性を求められる場所でも効力を発揮します。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグのような超大型犬は、周囲や犬自身の安全のために飼い主が行動をコントロールできるようしつけなくてはいけません。いざというときに衝動的な行動を制御するためにも、「待て」のしつけは重要です。

「待て」は、「おすわり」や「伏せ」ができることが前提のしつけです。「待て」の前に、「おすわり」「伏せ」のトレーニングをしておきます。



  1. 「おすわり」か「伏せ」をさせる

  2. 「待て」の合図を出し、そのままの姿勢で動かずにいられたら「よし」などの合図と同時におやつをあげる

  3. 「待て」の時間を少しずつ伸ばし、「待て」をするとおやつがもらえることを教える


留守番のしつけ方法

犬を飼うと、1匹で留守番させる場面が出てきます。
しかし留守番中に分離不安や寂しさから暴れたりいたずらをしたりすれば、体の大きさゆえに家屋や家具などに大きなダメージを与えかねません。不安な気持ちで過ごすのは犬にとってもよくありませんので、安心して留守番できるようにしつけましょう。

グレーター・スイス・マウンテン・ドッグは人と過ごすことが好きで、寂しがりやな一面があります。留守番のしつけはあせらず、少しずつ慣らしていきましょう。

留守にする前に犬が快適に過ごせるよう夏や冬などはエアコンを効かせ、飲み水をたっぷり用意しておきます。



  1. 室内にケージなどを用意し、犬が安心して過ごせるスペースを作る

  2. おやつなどでケージの中に誘導し、犬が入ったらドアを閉めて柵越しにおやつを与える

  3. 進んでケージに入るようになったらおもちゃを中に入れ、ケージを「安心して過ごせる場所」と認識させる

  4. おもちゃで遊んでいる間にさりげなく出かけ、家の中に人がいない状況を作る

  5. 最初は短い時間から始め、少しずつ留守番の時間を延ばして慣れさせる



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