猫はペットとして飼いやすい?

キャットタワーの場所に座る猫

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ここ数年ペットブームにより、ペットを家族として迎える家庭は多くなってきています。ペットの中でも特に人気な動物はやはり犬や猫ですが、特に最近は飼いやすいという評判もあって猫ブームがうなぎのぼりのようです。

猫は犬と比べてどんなところが飼いやすいのでしょうか。幾つかみてみましょう。

猫は散歩に連れていく必要がない

犬を飼っている方にとって、日課として定期的に愛犬を散歩に連れて行く必要があると思います。

もちろん可愛がって育てている愛犬のためなら大変とは感じないとは思いますが、寒い日や暑い日が続く時、また飼い主が忙しくて疲れている時などはやはりしんどく感じてしまうこともあるでしょう。

その点、猫は外に散歩に連れて行く必要がありません。基本部屋の中だけで過ごさせるだけで大丈夫です。これが猫を飼いやすいと感じるいちばんの理由かもしれません。

手がほとんどかからない

猫は犬と違って、基本的にはシャンプーをしてあげる必要がありません。なぜなら、猫は自分で毛づくろいをしてきれいにするからです。

犬のようにシャンプーをしないと臭くなるということがないので、手がかからず楽チンです。シャンプーをしてあげたいなら、年に2、3回程度で十分でしょう。

また、猫は排泄する場所を本能的に覚えるので、トイレのしつけにも苦労することがほとんどありません。食事も自由に食べたい時に摂るので、その点も手がかかりません。

犬と比べると病気にかかりにくい

猫は犬のように、先天的な病気や遺伝による疾患にかかることがほとんどありません。運動神経もいいので、ケガの心配も少なく安心して飼うことができます。

一人で過ごす時間が多くても平気

昔からよく言われるのは、「犬は人に付き、猫は家に付く」というものです。

犬は家にずっと一人ぼっちにされるとストレスが溜まってしまいますが、猫はとっても気ままな性格なので、ひとりで過ごす時間が長くても平気だという特徴を持っています。

もちろん猫によって性格は違いますから、甘えん坊で寂しがりの猫ちゃんもいますが、基本的にはテリトリーの中で自由にひとりで過ごせる生き物です。

こうした点を考えると、一人暮らしをしている人や、家を留守にする時間が長い人、仕事で忙しくしている人にとって、猫は飼いやすい動物と言えるかもしれません。

猫を飼うと後悔する?!後悔してしまう4つの例

カーペットに粗相してしまった猫

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猫はペットの中で飼いやすい動物ですが、それでも猫を飼う前にきちんと心構えや事前の準備をしていないと、飼ってから後悔してしまうことになります。実際、猫の事をよく知らずに飼った後で、後悔していると感じている人もいるようです。

では、猫を飼って後悔してしまった理由の中で多かったものをいくつか取り上げてみることにしましょう。また、飼ってから後悔しないためにどんな心構えをすると良いかについても、ご紹介していきたいと思います。

おしっこのにおいに耐えられない

猫を飼った人の中で、後悔したと感じる理由の中でも特に多いのが「猫のおしっこのにおい」です。

猫のおしっこのにおいは独特で、強烈なにおいがします。もちろん基本的には、猫はトイレの場所をすぐに覚えて、そこで排せつをするので、おしっこのにおいが臭くて耐えられないということはまずありません。

しかし、子猫の時から飼った場合、グルーミングが上手にできない場合もありますし、トイレの場所以外で粗相をしてしまうこともあります。

また、去勢や避妊手術をしていない猫の場合、特に発情の時期になると、壁や柱などにスプレーをすることがあります。オス猫に特に多く見られる行動で、しっぽを高く持ち上げて、壁や柱など至るところにおしっこを吹きつけます。

これは自分のにおいをつけるマーキング行動ですが、通常のおしっこよりも強い臭いがします。掃除をしても消臭をしても、なかなかにおいが取れません。

ですから、家の至るところにスプレー行動をされると、部屋中に臭いおしっこのにおいが染み付いてしまい、そのにおいに耐えられなくなってしまう飼い主さんもいるようです。

猫の鳴き声がうるさい

猫は犬のように吠えることがないので、うるさくないところが魅力と感じて猫を飼う方もいらっしゃるようです。

しかし、猫によっては想像していた以上に鳴き声がうるさく、しかも朝でも夜中でもずっと鳴き続ける猫もいるため、その鳴き声のうるささにストレスが溜まっていく飼い主さんもいます。

特に避妊や去勢手術を受けていない猫の場合、発情期の独特のうなるような声はずっと続くこともあります。

もちろん猫は鳴くことでしか意思を表現できないわけですが、あまりに過剰に鳴く場合や、みんなが寝静まる夜に限って大きな声で鳴き続けるなどされると、特にアパートやマンションなどの集合住宅で猫を飼っている方にとっては、近隣住民とのトラブルに発展するのでは…と、精神的に参ってしまう人もいるようです。

懐いてくれなくてかわいく感じない

「猫を飼ったら愛情をたくさん注いであげて、一緒にいっぱい遊んであげたい!」と、いろんな想像を膨らませていたのに、現実は期待していたのとは違ってがっかりした、という方もいます。

猫は気分屋で気まぐれな性格なので、構って欲しいと飼い主にすり寄ってきたかと思うと、こちらが遊んであげたい時にプイっと愛想なく去っていくこともあります。

「もっと懐いてくれると思ったのに‥」と感じて、飼ったことを後悔する人もいるようです。

飼い主の環境の変化

飼い主の生活環境に変化が生じて、猫を飼うのが大変になるという場合もあります。例えば、引っ越しによって猫を飼えない環境になったとか、一人暮らしをすることになり仕事が忙しく家を空けることが多い、といった場合などがあります。

他にも、飼ってから自分や家族が猫アレルギーになってしまったとか、結婚する相手に猫アレルギーがあって飼うことができない場合もあります。

いずれの理由の場合でも、猫を迎えた以上は飼い主として最後まで責任を持って飼う必要があります。簡単に猫を手放して、飼い主としての責任を放棄するようなことがあってはいけません。

猫を飼って後悔しているなら

猫を抱っこする飼い主の女性

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猫を飼って後悔している理由が何にしても、猫とうまく共存していけるように対処することがまず大切です。そのためにできることは、猫というものについて、その生態をまずはもっとよく知る努力をすることです。

もちろん飼う前に事前に猫についての知識を持っておくことが大前提ですが、猫によって性格は違いますし、飼ってから分かることもあるので、その際は早めに対処することで後悔しないで済むかもしれません。

特におしっこのにおいや鳴き声に関しては、それが発情特有の行動であるならば、早いうちに避妊または去勢の手術を受けることで抑えることができるかもしれません。

また、なかなか懐いてくれないように感じるとしても、ずっと一緒に過ごしているうちに猫がいま何を求めているか、どんな性格なのかなどいろいろ見えてくるようになります。そうすると、愛着も増していくものです。焦らず、気長に猫という生態を観察しながら付き合っていくようにしましょう。

でも、どうしても一緒に暮らせなくなる事情が出てくることもあるでしょう。飼い主に重度のアレルギー症状が出たり、病気になって育てられなくなるといった場合などです。

もちろん、飼えないから手放すということをすぐに考えてはいけませんが、やむを得ない事情があるなら、その際は責任を持ってきちんと育ててくれる里親さんを探すようにしましょう。それが、飼い主として猫のためにしてあげられる最後の責任です。

情報提供元:mofmo
記事名:「猫を飼うと後悔する?猫を飼って後悔しないためにできる6つの心構えとは