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大きな猫を飼う魅力とは?大きな猫を飼うときの注意点や有名な猫種を紹介します!


大きな猫の魅力とは

少女に抱かれる大きな猫

Karpova/shutterstock.com

ペットとして人気の高い猫ですが、平均的な猫の体重は3㎏~4.5㎏程だと言われています。

犬を飼うときは小型犬にしようか、中型犬にしようか、または大型犬にしようか迷ったりしますが、猫の場合はあまり大きさにこだわることはないかもしれませんね。でも大きな猫種の中には体重が5㎏以上、中には10㎏を超える子もいるんですよ。

膝の上にチョコンと乗ってくる猫をイメージして飼い始めた猫が、10㎏以上の大きさになったらびっくりしますよね。チョコンどころではなくズシンとした存在感があります。

大きな猫が大好きな飼い主さんはたくさんいます。大きな猫の代表種としてはアメリカを中心に人気のある猫種として知られている、メインクーンがあげられます。もちろん他にも魅力たっぷりの大きな猫は世界中にたくさんいます。

今回は大きな猫の魅力についてまとめます。大きな猫を飼うときの注意点や大きな猫種の紹介もしますので、猫選びの参考にしてみてください。

大きくて存在感がある

猫といえば3㎏~4.5㎏くらいの個体をイメージしますが、大きな猫種は体重が5㎏以上、中には10㎏前後にまで成長する子がいます。大きいのは単に太っているからというわけではなく、骨格がしっかりしていて筋肉質なんです。小型でかわいいトラを飼っているかのようでもありますよ。

大型の猫はとにかく大きいので、他の猫に比べると存在感があります。珍しくもあるので、初めて見る人はみんな驚くに違いありません。みんなの注目の的にもなりそうですね。写真をたくさん撮ってSNSで紹介したくなることでしょう。

穏やかな性格の子が多い

大きな猫は穏やかな性格の子が多いとされています。もちろん遊び好きで活発な子もいますが、全体的に辛抱強くておとなしいタイプの子が多いようです。

猫というよりはどちらかというと犬のような性格だということができそうですね。人間が好きで、お客さんが遊びに来ると隠れるのではなく、撫でてもらうために擦り寄る子もいます。

大きい猫は鳴き声も大きいのではないかと心配になるかもしれませんが、そうでもありません。鳴き声が小さい、またはほとんど鳴かない子も多いようです。

大きくて存在感がありながら、性格が穏やかだと飼育しやすいですよね。猫は気まぐれな子が多いと言われていますが、大きい猫はいつも一緒に過ごせるパートナーになってくれそうです。

大きな猫を飼うときの注意点

大きな猫はトリミングが大変

Popel Arseniy/shutterstock.com

存在感があって性格のいい子が多い大きな猫ですが、サイズゆえに気をつけたい点もあります。大きな猫を飼うときの注意点をいくつか挙げますね。

成長スピードがほかの猫とは違う

一般的な猫は1年もすると成猫に成長しますが、大きな猫は成長スピードが遅いと言われています。成猫になるまでに2年~3年、またはそれ以上かかることもあります。子猫の時期がほかの猫に比べて長いので、成長期が終わるまでは食事の与え方に注意を払う必要があります。

成長期の子猫は食べ盛りですし、栄養価が高く、高カロリー高タンパクの食事を与える必要があります。与え過ぎると肥満になることがあるので、食べる量を上手にコントロールする必要もあるでしょう。

子猫のかわいい時期を十分楽しむことができますが、平均寿命は一般の猫が15歳くらいなのに対して、大きな猫は11歳~14歳くらいだとされています。

長毛種が多いので手入れが大変

大きな猫は長毛種が多くいます。ただでさえ大きいのに、ふさふさした被毛に覆われているとさらに大きく見えることでしょう。長毛種はブラッシングをして手入れをする必要がありますが、猫のサイズが大きければ大きいほど大変になります。ブラッシングする面積が広いので時間もかかることでしょう。

長毛種は冬の寒さには強いですが、夏の暑さは苦手としています。夏バテや熱中症にならないように室内温度を調整して、愛猫が快適に過ごせるようにしましょう。

猫用品のサイズに注意

とにかく大きいので、日ごろから使用する猫用品のサイズも大きいものが必要です。

トイレはもちろん大型猫用のものを購入する必要がありますが、多頭飼いをしていると他の猫用に用意した小さいトイレを好む子がいるようです。サイズが違うので小さいトイレだと失敗することがあります。ですから大きいトイレで排泄するように訓練する必要があります。

ケージも大きな猫が窮屈にならないように大きいサイズを用意する必要があります。中には犬用のケージをアレンジして使用する飼い主さんもいるようです。大きなケージが見つからない場合は手作りをすることもできますよ。

外出する場合に必要なキャリーバッグも、猫の大きさに合わせたサイズのものが必要です。なければ犬用のものを使用することができます。

キャットタワーも愛猫の大きさに合わせたものを選ぶようにしましょう。大きな猫は一般的な猫に比べて、高いところに上るのが得意ではないと言われています。なので、キャットタワーを選ぶときは高さよりも土台がしっかりしているかを基準にしましょう。大きな猫が飛び乗ったときに倒れたらケガをしてしまいます。

土台が大きくてしっかりしているか、天井に固定できるタイプだと、大きな猫でも安心して使用することができます。

食欲旺盛な子は肥満になりやすい

成長期の猫は高カロリー高タンパクの食事を与える必要がありますが、食欲旺盛な子はカロリーオーバーによって肥満になりやすいので注意が必要です。

体重チェックを定期的にしながら食事の量を調整しましょう。大きな猫でも運動が好きな子が多いので、適度に運動をさせてカロリーの消費ができるようにしましょう。

飼育スペースが必要

大きくなることはわかっていても、子猫の時はまだ小さいのであまり実感がわかないかもしれませんね。それでも最終的に10㎏前後にまで成長することがあるので、十分な飼育スペースがあるかどうかを考えておく必要があります。

大きな猫は100㎝以上に成長するので、寝る場所や遊ぶ場所、ひなたぼっこをする場所などが確保できるようにしましょう。

特に遊ぶ場所ですが、猫が遊ぶときは激しく動き回ることがあります。物や壁にぶつかってケガをすることがないようにしましょう。高いところにも上れるように段差を作ってあげると親切です。体が大きいため、高いところから落ちて着地に失敗するとケガをしてしまいます。


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