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子猫が鳴きやまない時はどうすると良い?鳴き続ける理由と対策を考えよう


子猫が鳴きやまない理由とは?

鳴いている子猫

Tony Campbell/shutterstock.com

子猫を家に迎えたものの、なかなか鳴きやまなくて困ってしまうということがあります。切実に何かを求めているような気がしてなりません。かわいい子猫ですが、鳴きやまないと飼い主だけでなく近所の人にも迷惑になってしまうので困ってしまいますね。

どうして子猫は鳴きやまないのでしょうか?子猫が鳴きやまない理由がわかれば対策を考えることができます。では、考えることのできる理由をいくつか挙げてみることにしましょう。

①環境の変化に不安を感じている

猫は環境の変化を苦手とする動物です。ブリーダーやペットショップで購入したり、譲り受けたり拾ってきたりした子猫は、今までの環境と違うところに置かれることに不安を感じることでしょう。それで安心感を得るまで鳴き続けてやまないことがあります。

野良猫の場合は今まで自由に歩き回ることができましたが、人間に飼育されることによってゲージの中に入れられるので、外に出たいという欲求や不安な気持ちが大きくなって鳴きやまないこともあります。

子猫の場合は母猫から離されて新しい飼い主のところに連れてこられることが多いですが、母猫や兄弟猫と離れ離れになることにより寂しい思いをしているかもしれません。誰かにそばにいてほしい、誰かに構ってほしいと思って鳴き続けているとも考えることができます。

②お腹が空いている

ただ単にお腹が空いているので鳴き続けているとも考えることができます。子猫は鳴くことによって母猫に空腹を訴えます。今では母猫代わりになった飼い主に空腹を訴えているのでしょう。夜ご飯をしっかり食べても、早朝になるとお腹を空かせて鳴きやまないということもあります。

子猫は成長期なのですぐにお腹を空かせてしまうのでしょう。お腹が空くと不機嫌にもなってしつこく鳴くようになります。猫はもともと夜行性の動物なので、夜ご飯を食べた後に活動的になることがあります。

よく動いて寝た後は自然とお腹が空くものです。朝早くであっても子猫にはお構いなしなので、欲求が満たされるまでひたすら鳴き続けます。

③トイレが汚い

猫はきれい好きな動物です。トイレが汚いと排泄を我慢してしまうことがあります。トイレをきれいにして欲しくて飼い主に鳴いて訴えている可能性があります。

多頭飼いをしているのにトイレが一か所しかないと、他の猫が用を足した後に他の猫がトイレをできないということがあります。トイレの砂が気に入らないので用を足さずに鳴き続けるということもありますよ。

④運動不足

もともと狩猟をしながら生きてきた猫は、運動量を確保しないと運動不足で欲求不満になってしまいます。完全室内飼育をされることが多くなり、外を自由に走り回ることができない猫は運動不足になりやすい傾向にあります。

猫は日中は寝ていることが多いですが、夜中や夜明けごろに遊びたかったり構ってほしかったりして鳴き続けることがあります。

⑤寒い

「猫はコタツで丸くなる」という歌にもあるように、猫は夏の暑さに比べると冬の寒さを苦手としています。ゲージの中が寒いと鳴いて訴えることがあります。外に出て暖かい場所を探したいのでしょう。

子猫は少し暖かすぎると感じられるくらいがちょうどいいと言われています。鳴きやまない時は寒いと感じているのかもしれませんよ。

子猫が鳴きやまない時の対策

子猫といっぱい遊ぶ

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

子猫が鳴きやまない理由がわかれば対策がとりやすくなります。上記の理由ごとに対策を考えましょう。

①子猫の不安をやわらげてあげる

寂しさや不安が原因で鳴きやまない時は、その原因を取り除いてあげることが大切です。迎えたばかりで新しい環境に不安を感じている場合は、時間がたてば慣れてくるのでそれほど心配することはないでしょう。少しずつ新しい飼い主や家族に慣れることができるように子猫のために時間を取るようにしましょう。

一人ぼっちにされると寂しいと感じることがあるので、最初はゲージを同じ部屋に置いてあげることもできるでしょう。また、日中たくさん遊んで構ってあげると夜はしっかり寝るという習慣を身に着けることができるようになります。時間をかけて不安や寂しさを感じないように工夫するといいでしょう。

ただし、普段から構いすぎると分離不安になってしまうことがあるので注意が必要です。猫はもともと単独行動をする動物なので、構いすぎずに上手に付き合うことを学びましょう。留守番が苦手な子になると後で大変なことになってしまいます。

②食事時間と量を見直す

お腹が空いて鳴きやまないことがありますが、それが早朝だと飼い主は困ってしまいますね。毎朝早くから鳴かれることがないように食事の時間と量を見直すようにしましょう。もしかしたら夜ご飯の時間が早すぎるのかもしれません。夜寝る前に与えると早朝にお腹が空くということがなくなるかもしれません。

また、食事量が少ないとすぐにお腹が空いてしまいます。猫の大きさや年齢にもよりますが、キャットフードの指示に従って適量を与えるようにしましょう。夜中にも食べることができるようにドライフードを「置き餌」するという飼い主もいます。

もともと猫は夜行性ですが、人間と一緒に生活しているわけですから、飼い主の生活リズムに合わせてもらうようにしましょう。夜ご飯を食べたら夜中は寝る時間です。夜中に動き回って早朝にお腹が空いてしまうことがないようにしましょう。日中一緒にいる間にたくさん遊んであげると夜は疲れてぐっすり眠ってくれるようになります。

③トイレはいつも清潔にする

きれい好きの猫が「トイレが汚いよ~」といって鳴いている場合は、トイレをすぐにきれいにしてあげましょう。トイレの場所を複数作っておくことがいいという飼い主もいます。特に多頭飼いの時はいいアイディアだといえるでしょう。猫が用を足したらすぐにきれいにすることを心がければ、トイレが汚いために鳴き続けることはありません。

トイレが汚いと、鳴きやまないだけでなくトイレ以外のところに粗相をされてしまうことがあります。掃除が大変になるので、トイレ掃除はこまめに行いましょう。砂が気に入らないということもあるので、様子を見ながら砂を変えるべきかどうか見定めてください。

④日中に遊ぶ時間を作る

甘えたい、遊んで欲しいなどの欲求が溜まって鳴きやまない場合は、その欲求を普段から満たしてあげればいいと言えます。猫じゃらしで遊んだり、その他の狩りに似た遊びを取り入れたりするようにしましょう。たくさん遊んでもらった猫は欲求が満たされて鳴き続けるということはないでしょう。

留守が多かったり忙しかったりして愛猫と遊ぶ時間をたくさん確保できない場合でも、一人で遊べるようにキャットタワーを設置したりおもちゃを用意したりできます。猫は高いところに登るのが好きなので、猫の大きさに合わせてキャットタワーを用意すれば、一人で遊んで運動不足を解消することができますよ。

ゲージに閉じ込めるのではなく、ある程度家の中を自由に動き回れるようにしてあげると、猫はストレスを溜めることなく生活することができるでしょう。本棚など高いところにアクセスしやすいように段差を作ってあげることができます。家の中という限られたスペースでも、工夫次第ではしっかりと運動することができますよ。

⑤室内温度を見直す

寒さが原因で鳴き続けているという場合は室内温度を見直すようにしましょう。特に夜の時間帯は思った以上に温度が下がるということがあります。寝床に毛布を用意しておくなどして対策をとるようにしましょう。また、普段からエアコンで室内温度を一定に保っておくこともできるでしょう。

コタツなどの暖房器具を使用するときは、低温火傷や脱水症状に気をつけてください。多頭飼いの場合は猫用のコタツを別に用意しているという飼い主もいますよ。


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