※2020年11月現在、新型コロナウイルスの影響により各地の猫カフェの営業に影響が出ている場合があります。実際に行かれる場合は、店舗の情報を直接調べることをおすすめします。
下記情報はあくまで一般的なものです。
猫カフェのことを知って楽しもう
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猫好きの人にはたまらない空間が「猫カフェ」です。その人気は高く全国にたくさんの猫カフェがあります。猫好きの方でしたら一度は行きたいと思っていることでしょう。
そこで今回は猫カフェの基本情報、猫カフェに行ったら気を付けたいルールやマナーを紹介したいと思います。初めて猫カフェに行く方も是非参考にされてください。
猫カフェとは?
猫カフェとは、喫茶店にたくさんの猫がいて、猫と直接触れ合うことができる空間のことです。普通は何匹かの猫が放し飼いにされており、お客さんがそこでコーヒーを飲んだりケーキを食べながら猫と触れ合います。中には猫と遊ぶスペースと飲食のスペースが分かれているケースもあります。
猫カフェの始まりは
みなさんは猫カフェの発祥はどこだと思いますか?日本だと思っている方は多いと思いますが、実は1998年に台湾で始まりました。
今では日本でも猫カフェはブームとなりたくさんあります。外国から来た観光客が日本の猫カフェを楽しむという光景も珍しくはありませんね。
猫カフェの料金
猫カフェの料金システムは各カフェによって異なりますが、多くはマンガ喫茶の料金システムと似ています。時間制になっており一時間1000円前後ワンドリンク付きで利用できるようになっています。休日はプラス休日料金が加算されます。
一般的に滞在時間は2時間くらいが平均といわれているので2000円以上用意しておくと良いですね。ただし料金に関しては各猫カフェ異なりますので、事前に電話やホームページで確認しておくと良いでしょう。
猫カフェでの過ごし方
みなさん猫カフェに行ったらどんな風に時を過ごしているのでしょうか?
猫カフェに行く目的は「猫と遊ぶ、猫と触れ合う」ということではないでしょうか?多くの方は猫カフェに行ったら、猫に触り、おもちゃを使って猫と遊んだり、猫の写真を撮ったりして過ごします。中にはただ猫を眺めているだけという方もいるようです。
猫カフェでの過ごし方に決まりはありません。自由に思い思いに時を過ごされたら良いでしょう。
猫カフェに入ってから帰るまでの流れ
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ではさっそく猫カフェに入店してみましょう。
受付
まずは店内に入ったら受付を行います。コース(時間)を決め、ドリンクやフードの注文をここで行います。平均滞在時間は1~2時間ですが、最近は10分だけという短時間のサービスを用意している猫カフェもあるようです。忙しいサラリーマンもお昼休みに少し猫と触れ合えますね。
猫部屋へGO
受付を終えたらいよいよ猫の待つ部屋へ入ります。
この時外からの菌を持ち込まないために靴を脱いで中に入ります。スリッパに履き替えて中に入ります。病気予防のために手の消毒を行い、荷物はロッカーに預けてから入ります。
多くの猫カフェにはすでにおもちゃが用意されており、おもちゃの持ち込みは禁止になっているところがほとんどです。
席に着く
中に入ったら、まずは空いている席に着きましょう。すぐに猫と遊びたい気持ちは抑えて、猫が来るのを待つくらいの気持ちを持ちましょう。
なんと言っても猫は気ままな動物です。こちらから無理やり近づいて行ってもうまくいかないものです。好奇心旺盛な猫でしたら向こうからすぐに来てくれることでしょう。用意されてるおもちゃを使って猫とのふれあいの時を十分に楽しんでください。
時間がきたら
多くの猫カフェは自分で時間を管理するようになっています。時間になったら猫のいる部屋を出て、荷物を受け取ります。
そして受付に行きましょう。受付には粘着テープ(コロコロ)や消臭スプレーなどが用意されています。これらは自由に使えますよ。
お会計
最後にお会計をして終了です。
猫カフェのルール
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猫カフェには守らなければならないルールがあります。
普通、入店したときに「ご利用案内」「注意事項」といった店内での利用に関する確認事項を記載した紙が渡されます。そこに書いてあることをよく確認して、守らなければならないルールを守りましょう。
ではここでは、一般的に定められているルールをいくつか紹介したいと思います。
無理な抱っこ
猫カフェによっては、特定の猫は抱っこが禁止、もしくはすべての猫の抱っこを禁止しているところもあります。入店したら猫の抱っこが可能かどうか確認しましょう。
たとえ禁止になっていなくても、嫌がる猫を無理やり抱っこすることは絶対にやめましょう。嫌がっているのに無理やり抱っこをするのは、猫に大きなストレスを与えてしまいます。
おもちゃの持ち込み
多くの猫カフェではおもちゃの持ち込みを禁止しています。中には新品のおもちゃに限り持ち込み可能にしているところもあります。
病気予防のためにもカフェが設けているこれらルールは守りましょう。
フラッシュ撮影禁止
猫カフェで楽しむ一つに、猫の写真を撮ることがあげられるでしょう。もちろん猫の写真を取ったり、動画撮影をすることはできます。
ただし写真を撮るときはフラッシュ撮影は絶対にしないでください。猫は暗闇の中でもわずかな光で動くことができます。つまりフラッシュのような強い光には弱く、フラッシュを浴びると目に悪影響を及ぼすこともあるのです。
そのためすべての猫カフェでフラッシュ撮影は禁止されています。写真を撮る際はフラッシュをオフにしていることを確認してから撮影しましょう。
おやつ持ち込み禁止
ほとんどの猫カフェではおやつの持ち込みを禁止しています。しかし店内で猫用のおやつを用意しています。なので猫におやつをあげたい場合は、店内で用意されているものを購入しましょう。おやつを持つと途端に猫たちが寄ってきますよ。
子供だけでの入店は禁止
ほとんどの猫カフェは中学生以下の入店は保護者同伴をお願いしています。小学生未満の子どもの場合は入店自体を断っているところもあります。小さい子供と猫カフェに行くことを計画している方は事前に確認しておくと良いでしょう。
必ず消毒
入店する際には必ず手の消毒を行います。外から入った菌やウイルスによって猫たちが病気にならないために必要なことです。消毒用のウェットティッシュやジェルを用意しているところがほとんどです。猫に触る前には必ず消毒をします。
中には一匹一匹違う猫に触る前に消毒をお願いしている猫カフェもあります。
寝ている猫は起こさない
寝ている猫を無理やり起こして遊ぶことはやめましょう。寝ているところを起こされると猫にとってはストレス以外の何物でもありません。
猫は基本的に夜行性ですので、昼間は寝ていることがほとんどです。ですから起きている猫と遊びたかったら、猫が起きている時間帯に行くようにしましょう。おすすめは夕方以降の来店です。