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最近流行っているドッグスクール!しつけ困難な犬でもお座りできるように!?


しつけができないあなたにおすすめ!

Australian shepherd attentive

Melounix/shutterstock.com

誰もが犬を飼う前には、一緒にお出かけしたり、家でじゃれあったり、犬を飼った後の楽しい生活をイメージして胸をときめかせると思います。
しかし実際に飼い始めると、思ったようにいうことを聞かなかったり、出かけた時には、吠え続けて周りの人に白い目で見られたり、他の犬と喧嘩をしそうになったり、イメージしていた生活とは全く異なる状況になっているかもしれません。

もっとひどい場合は、飼い主でありながら噛まれそうになったり、興奮した犬をコントロールできなかったりして、愛犬のことを怖いとさえ思うようになっているかもしれません。

そんな状況では、飼い主さんもワンちゃんも幸せではないですし、他の人に可愛がられるどころか危険な犬というレッテルをはられかねませんし、実際に迷惑をかけてしまう可能性もあります。

だからこそ、しっかりしつけやトレーニングをして、犬に社会性を身につけさせたり、飼い主との正しい主従関係を理解するように教える必要があります。

しかし、初めて犬を飼う人はどう教えたら良いか不安になりますし、すでに問題児になっている犬を矯正するのは素人では難しいでしょう。

そこで頼りになるのが、ドックスクールです。ただ、ドックスクールといっても様々な種類があり、特徴もそれぞれ異なります。

この記事を読んでくださっている方が、ご自身の希望と愛犬達のタイプにあったスクールを選ぶお手伝いができるように、スクールごとの特徴を解説していきたいと思います。

ドックスクールとは

Owner woman gives a command to her attentive golden retriever puppy on a leash in red lead during the dog training education process in hall with white walls. Dog looks at its owner.

Ovchinnikova Stanislava/shutterstock.com

まずは「ドックスクールって何?」という疑問から解決していきたいと思います。

名前から「犬の学校」ということは、容易に想像がつくとは思いますが、何をするのか、どんなシステムなのか、どんな種類があるのかなどについてはあまり知られていないですよね。

実際、ドックスクールと呼ばれるものには、いくつかの種類があり、それぞれにメインとしていることや、対象としている犬などに違いがあります。

家庭犬として日常生活を送る上で困らないように、社交性やマナーを身につけるための”しつけ教室”、競技に出るようなより高度な訓練やスポーツをさせる”訓練所”、警察犬や盲導犬になるための特別なトレーニングを行う”スクール”もあります。

場所も様々で、犬が普段過ごしている自宅で行う場合もあれば、先生となるトレーナーさんの家に泊まり込む場合もあります。さらに、学校に通うケースも、寮のように入所して行う場合もあります。

期間も、数時間で終わる簡単なものから、一週間に1・2回定期的に通う必要のあるコースや、1ヶ月〜3ヶ月かかる場合もあります。

期間・内容・場所などが異なれば、当然スクールの料金にも違いがあります。一回の訓練の場合だけでも数千円〜数万円、泊り込んでの訓練だと20万円近くなるスクールもあります。

ですから、”ドックスクールとは何?”と聞かれたら、犬にしつけや訓練を行う場所で、様々な種類があるのと答えるのが正解でしょう。そして、飼い主さんの希望にあったスクールを選ぶことができると付け加えることができます。

ドックスクールの種類と特徴

Golden Retriever outdoor training process

Soloviova Liudmyla/shutterstock.com

ドックスクールには様々な種類があることは先ほどお話ししましたが、その特徴や目的を理解することはとても大切です。

なぜなら、どこも同じだろうと安易にスクールを選んでしまうと、自分が求めていない講習を高いお金をかけて受けることになったり、すでに知っており、愛犬もマスターしていることを学ぶだけの意味のない期間になってしまったりするからです。

さらに学校ごとに特徴がありますので、犬に対する考え方が同じかどうか、愛犬の性格とマッチしているかなど、相性も事前に調べておいた方が良いでしょう。

ですからこれから、一般的にドックスクールと言われている学校のうち、身近で多くの愛犬家が利用している数種類を詳しくご紹介していきますので、スクール選びの参考にしていただければと思います。

パピー教室

生後4ヶ月〜6ヶ月くらいの子犬を対象としたスクールで、子犬が人とクラス上でのルールや社会科に必要なことを教えてくれます。

生後1ヶ月〜生後3ヶ月くらいまでは、ただたっぷりの愛情を与えてお世話をしてあげる時期ですが、生後4ヶ月に入ると、警戒心も恐怖心も芽生え、その後の人生や性格を形作る大事なことを吸収していきます。

このしつけに最も適した時期を逃さないで、正しいことを正しい方法で教え込むなら、まだ何色にも染まっていない状態で、一番大事な飼い主さんとの正しい主従関係を覚えてくれるので、その後の全てのトレーニングが行いやすくなります。

ペットショップなどでも行なっていることが多く、初めて犬を飼育される方にお勧めのスクールです。子犬のしつけが成功するかどうかは、100%飼い主さんにかかっています。

最近では、犬を人間の子供と同じように考えてしまう風潮がありますが、犬は犬という人間とは生物的に全く異なる動物ですので、ビギナー飼い主さんが、どのように犬と接するべきかの基本を学ぶのに役立つと思います。

パピー教室は、一回30分〜90分、2,000円〜4,000円ほどで開催されていることが多いようです。犬のしつけ方や、「マテ」「お座り」などの基本的な指令の覚えさせ方、トイレトレーニングなど、日常生活で欠かせないことを学べます。

また教室ではなく、「パピーパーティー」と呼ばれる、生後2ヶ月〜5ヶ月くらいの子犬が集まって社会性を学ぶ集まりなども、一回1,000円〜3,000円くらいで開催されています。

このようなパーティーは、子犬のしつけの仕方は知っているが、新しく飼い始めた子犬に他の子犬との触れ合いを持たせ、社会性を身につけさせたい方にお勧めです。

他にも、一回5,000円で預かってくれる子犬の幼稚園や保育園のようなものもあり、しつけメインというよりは、プロによって管理された安全な環境で、他の犬の遊ばせる目的の教室もあります。

そのような環境では、トレーナーさんが子犬ごとの性格や相性をよく見極めて、合いそうな子同士を、遊びを通して少しづつ慣れさせてくれたりするので、他の犬と触れ合うことに対してポジティブな印象を持たせることができます。

どんな犬でも入れて、子犬が嫌いな成犬もいるドッグランなどにいきなり子犬を連れていくのは、怖い思いをして犬嫌いになりかねませんが、同じ月齢くらいの子犬同士だとじゃれあっても怪我をする心配もないですし、トラウマになることもないでしょう。

現代では、室内飼いが主流で、単身者が飼育していることも多く、他の犬との交流を持つ機会が少ないのですので、社会性を身につけるべき時期に、このような教室を利用するのも子犬が怖がりになったり、犬嫌いになることを防ぐのに役立ちます。

様々なことをスムーズに吸収できるパピー期に、正しいし価値観を教え込み、社会性を身につけるために、子犬専用のスクールを利用することはお勧めです。


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