ラガマフィンの特徴
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ラガマフィンは長毛が印象的でとても大きな猫です。
ふさふさした長毛と、卵型の瞳とその多彩な色を持つラガマフィンは同じ個体が一つもないといえるほど多様な存在になっています。
そしてあまり長生きしないのが残念な所ですので、しっかりと体調管理してあげることがとても大切な猫種といえるでしょう。
ラガマフィンの最大の特徴は、長いフワフワの毛!
ラガマフィンは基本となったラグドールに近い外見で、その長毛にはペルシャやヒマラヤンなど長毛種の血を色濃く受け継いでいます。
やわらかく、あたたかい、ふさふさした長い毛が特徴のラガマフィンですが、実はラガマフィンの毛色に規定はなく、そのバリエーションはたくさんあるのです。
ソリッド(単色)としては全身ブルー、チョコレート、フォーン、ライラック、レッド、クリームや、バイカラー(二色の毛)としてはホワイトとブラックのパターン、ブラックとシナモンのパターンなど実に多彩です。
タビー(縞模様)を持つ場合や、ポイントとなる毛色や班が手足に入る場合もあります。
豊富なラガマフィンの毛色の出方は、よく似た外見ながら白色をベースにしたラグドールと見分ける時の判断材料でもあります。
またシルクのような柔らかな手触りと、上毛と下毛が生えているダブルコートなのも、ラガマフィンならではの特徴といえるでしょう。
そして、卵型でやや大きい、つり上がり気味の瞳の色もまた多彩です。
ブルーやオレンジ、グリーン、さらに特徴的な左右の瞳の色が違うオッドアイのラガマフィンまでいるようです。
毛色と瞳の色の組み合わせで考えると、全く同じ外見のラガマフィンを探すことはなかなか難しいのではないでしょうか。
その意味でラガマフィンは非常に個性的な、オンリーワンの魅力をもった猫だと言えるでしょう。
寿命や体型
残念ながらラガマフィンの平均寿命は13歳前後です。
これは様々な猫種の平均寿命となっている15歳前後よりも長生きしないという現実を物語っています。
可愛い飼い猫と共に過ごす日々を長くしたいものですがいくつかの点を意識して体調管理してあげれば長生きすることも可能です。
例えば猫もアレルギーを持つことも多くなっていますので食事に気を付けることとか、室内で飼うことによって寿命を延ばすことができるともされています。
長毛のラガマフィンですので毛球症には注意が必要です。
毛が絡みすぎないように管理してあげるのがよいでしょう。
水を沢山飲ませることによって防ぐことのできる尿結石の問題もあります。
こうした注意点を普段から意識しておくなら少しでも長く愛猫と一緒に過ごすことができますよ。
そしてラガマフィンの体系はロング&サブスタンシャルです。
猫としては体重は重く、大きい部類に入るといって良いでしょう。
オスで8キロ前後はありますし、メスでも6キロ前後はあります。